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新緑の里山を味わい尽くして

6月の初め、梅雨入り前の長野へ。
新緑の里山をたっぷり味わい尽くすイベントに参加して来ました!

1日目は鎌池へ。
ハイキング前にまずは腹ごしらえ。

サンドイッチとパスタでピクニック

お腹が満たされたら、ハイキングへ出発ー!

美しい鎌池

陽に照らされたみどりがきらきらと光り、日影の緑はしっとりと濃く、どこを見ても本当に美しい。
この季節の山歩きはとてもエネルギーをもらえる。
森林浴って本気で効果があると思う。パワーがみなぎってくるもの。

池を見る私たち

何気なく見ていた植物も、名前や特徴を教わるだけでどんどん特別なものになっていく。

好きな色は「陽に透けた葉っぱの色」って言いたい
何気ない花の形の可愛さよ
どこから見ても池は美しい


散策後は、アイスで一休み。

ブルーベリーとトマトヨーグルトのダブル


そしてこの日の夜は、長野の食材を使ってみんなでお料理。
まさに長野の里山を味わい尽くすディナー。

サヤエンドウの胡麻味噌和え、山菜の和物、冷奴、自然薯、ニジマス、鮭の塩麹焼き
おそば、フキとホタルイカ、山菜の天ぷら、豚肉の塩釜焼き、根曲がり竹のお味噌汁

どれも本当に美味しかった。
山菜の繊細な味わいは、歳を重ねるにつれどんどん好きになっていくなあ。
根曲り竹は初めて食べたけど、歯応えあって美味しかった。
地酒も少しいただいて、話も箸もどんどん進み、夜は更ける。
山も好きだけど、山を好きな人たちとの語らいもまた素晴らしいもの。

翌朝は、歩いてしか行くことのできない真木集落へ。

なんと90分山道を歩く
カモシカに遭遇

こんな所に本当に集落があるの?と思うような山道を90分歩くと、ふいに建物が見えてきて生活の気配が漂ってくる。

美しい日本の原風景が広がる

なんだかタイムスリップしたかのような不思議な気持ち。
現代にこんな場所があるなんて。

ヤギがお出迎え
曇っているけど、アルプスの山々が見える!

一度は廃村となったこの山間集落。
現在はNPO法人が様々なハンディを抱える方の協働学舎として活用しているそう。
快く訪問を受け入れてくださり、この日は田植えの様子を見学させていただきました。

こういう場所が日本にあるということだけで、救われる人が沢山いると思う。
実は私も、色々しんどい時にこの集落の存在を知っていつか行ってみたいなと思っていたのでした。
どうかずっとこの美しさと静けさが守られますように。

さて、また山道をえっちらおっちら下ります。

行きは気づかなかった花
自然のデザインは本当に面白い
川も涼しくてよき

ピークを目指す登山も良いけど、こんなふうにゆっくり自然を味わう山歩きもとても豊かだなと思う。

そんなこんなで長野を味わい尽くす旅終了。
ガイドさん(宿の経営者でもある)がとても素敵な方で、また遊びに行きたいなぁと思ったり。

とても心満たされる旅でした。

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