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たくさんのことに挑戦した2022年


私にとって2022年は挑戦の年だった。

来年受験生の私は、“今年の間にいろんなことを経験しておきたい、今しかない感性でいろんなことを感じたい”と思い、たくさんのことに挑戦した。
その中でも1番大きな挑戦をふたつあげるとすると、バイトを始めたことと一人旅に行ったことだと思う。

急にバイトがしたくなって、テスト期間にも関わらず思い立ってからすぐ色々な求人先に応募した。
バイトを始めてからは、社会にはいろんな人がいることや働いてお金を稼ぐことの大切さなど学ぶことばっかりで、本当に自分にとっていい経験になったと思う。
お客さんから頑張れと言われた時や褒められた時はすごく嬉しかったし、何気ない一言に救われることも沢山あった。
バイトは大変だし疲れるけど、いい人達に恵まれて楽しく無理なく頑張れているのは本当に幸せなことだと思う。


それから、1人で旅行にも行った。
高校生の間に1人旅をしてみたいというのはずっと前からぼんやりと考えてきたものだったけど、ついに今年(2022年)の夏休みに実現することができた。
初めての1人旅だから、自分のためになる勉強も出来てずっと思い出に残るような有意義な旅にしたいと思い、色々考えた結果、8月6日に広島に行くことにした。
8月6日の広島はすごく賑わっていて、岸田総理へのデモをする人たち、またそれに対抗する人たち、“静かに祈る日にしましょう”といったプラカードを持つ人たち、外国人の人たちなど、とてもたくさんの人がいた。

1番最初に向かった袋町小学校では、原爆が落とされた後の広島の話を聞いた。
原爆投下直後の広島には親が戦争で亡くなってしまった戦争孤児が沢山生まれたこと、その孤児を手下にしようとするヤクザも増えたことなど、当時のリアルな話を聞けた。
そして、一人旅の醍醐味とも言える“出会い”が、この袋町小学校ではあった。それが何よりも大きな出来事だったと思う。
兵庫県から1人で来たという女性の方が話しかけてくれて、舞台役者をしていることや、次の劇の題材である戦争の勉強をするために広島に来たことなどを教えてくれた。その日はそのまま連絡先を交換して別れたが、後日、その方に招待してもらい例の戦争が題材の劇を兵庫まで見に行った。すごく素敵な劇だったし、劇を見るのが久しぶりだったので感動した。遠かったけどいい経験になったと思う。
正直こんな素敵な出会いが出来るとは思っていなかったので、すごく嬉しいしこのご縁をずっと大切にしたい。

次に向かった平和記念資料館は、想像出来ないほど残酷でグロテスクな展示が多かった。でもそれが戦争というものだと思うし、戦争がどれだけ酷く悲しいものなのか改めて再確認出来たと思う。

現代の日本は平和な毎日が当たり前となっているように感じられるけれど、平和は当たり前ではないということ、平和な毎日がある時代に生きていることがどれだけ幸せなのかを理解して平和に感謝して生きていきたいと思った。

たくさんのことがあった初めての一人旅、自分の中で目標にしていた“自分のためになる勉強も出来てずっと思い出に残るような有意義な旅にする”ということは十分に達成できたと思うし、この旅で感じたことは自分にとって大きな宝物になった。

これからも1人旅は定期的にしたいと思えるような素敵な旅になりました!


たくさんのことに挑戦した2022年、全部全部充実していて幸せな毎日だった…!
2023年は高校3年生、受験生の年なので受験に精一杯集中して頑張って第一志望に合格したい!


2023年もいい一年になりますように。




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