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シャンゼリゼ通りのサロン・ド・テにシードル登場

私が輸入を始めたHÉROUTエルーのシードルを飲める店〜パリ編🥂🇫🇷 ラデュレ シャンゼリゼ店✨のSalon de thé サロン・ド・テ

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2019年11月に、カラフルなマカロンで有名なラデュレですが、1930年に当時パリで流行していたカフェとパティスリを融合させた初めてのサロン・ド・テを始めたお店でもあります。このアイデアは、創業者ルイの息子アーネスト・ラデュレの妻ジャンヌ・スシャールによるもので、彼女はノルマンディーの首府ルーアンのホテル経営者の娘だったと言います。(ここで、HÉROUTエルーと同郷ノルマンディー繋がりを発見し、小さく喜んでしまいました!)

1862年当初はマドレーヌ寺院近くのロワイヤル通りにてBoulengerieブーランジュリ (パン屋)として創業、その後火災をきっかけに1871年にPâtisserieパティスリ(菓子屋)としてリニューアルしていたのです。このロワイヤル本店は、ロワイヤル(王の)という名前にふさわしい高級ブティックの並ぶシックなエリアです。

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そして、シャンゼリゼ店は歴史あるロワイヤル本店に倣うスタイルで1997年にオープンしました。画像はパリの代名詞、シャンゼリゼ大通り。

一階はブティック、二階はサロンドテとレストランがあります。ナポレオン3世や第二帝政時代のパリのミューズ達、パエヴァ、カスティリオーヌ、マティルドのオマージュで各部屋の内装が施されています。


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ドリンクメニューの「ビールとシードル」のカテゴリに、Amour d’héroutアムール・デルーの文字。
ラデュレでシードルが採用されたのは初めてで、今のところ唯一のシードルです。パリではこのようにじわじわと、シードルが見直され新しいシチュエーションでの飲み方が広まり、ガレットやクレープ以外とも楽しめるシーンが増えつつあります。

辛さの段階には合わせて、前菜からメイン料理、お菓子や軽食、もちろんパンにも合うシードル🥂🧁🥐

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ラデュレのメニューにある
Amour d’Héroutアムールデルー(「エルーの愛」の意)は330mlのハーフボトルでBrut辛口とDoux甘口の2種類、もちろん原料はオーガニックのりんごです。
ハート♥️🧡のりんごラベルが目印。残念ながら日本では現在は品切れです。次の入荷までお待ちくださいね。

シャンゼリゼ店はとても華やかで優雅なティータイムを楽しめます。アフタヌーンティーにシャンパンを併せるメニュー東京のホテルでも良くありますが、これからはシードルで乾杯🥂🍏という選択肢も増えると嬉しいです。アルコールに弱い方へはシャンパンに比べるとアルコールがかなり低く(辛口4.5%甘口2.5%)で、ちょっと昼飲み気分の時にぴったりなのでは。


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