何年も使い続けた道具を手放す時に感じたこと。という話
自然と感じたこと。
あいりすです。
5年使ってたレンズを手放した。
普段趣味などで写真を撮っていて、5年ほど使っていたレンズを手放すことにしました。
そのレンズの名はXF35mmF2 R WR。
FUJIFILMのラインナップの中では小型軽量化が施されたコンパクトプライムというシリーズに位置するこのレンズ。
ぼくはFUJIFILMのカメラを使い始めてから5年ほどになりますが、ずっとXF35mmF2のみで撮影をしてきました。
おそらく、一本だけ使うならF1.4の方を使う方が多いと思いますが、最初に買ったこのレンズで今までは事足りたんですよね。
ともかく、ぼくにとって5年は長く感じますね。
手放した理由は機材の見直しを行ったためです。
見直すにあたって、XF35mmF2を残した状態でレンズを増やすか、同じ役割を持たせた違うレンズにするかといったところで迷いました。
結果、後者を選びました。
前者だと増やすレンズによっては使用頻度が確実に減ってきます。
そうなると中途半端な気がして、手元に残すのも違うんじゃないかと思いました。
道具への愛着と、最後に撮った日
ということで、機材の見直しでお別れをすることになったXF35mmF2ですが、最後に撮影日を設けてみました。
何もせずドライにお別れすることは案外出来てしまうものですが、なんか今回は最後に撮ってあげようと思いました。
ちょうど撮ろうと思った日が違う用事とも被ってたのもあって、最後の撮影は撮り直し含めて40枚弱。
ここに掲載した写真以外はプライベートな知人などを写しているため、それを除くとなると僅かなものですね。
こうやって見ると呆気ない幕引きのようにも感じますが、今まで何枚もこのレンズで撮影して来たので大丈夫でしょう。
このレンズは普通過ぎて良い。だから面白くなる。
そういったこのレンズの良さを撮影してみて改めて感じました。
今となってはこのレンズで撮影することは自然な行為過ぎて何も感じないと思いましたが、久々に撮影していて楽しかったです。
こういう風に書いていると、何年も使っていたレンズを手放すだけで意外と書き出せることはありますね。
感慨深さというか、普通に愛着みたいな。
レンズを使い分けてたなら感じていないかもしれませんが、一本だけしか使っていないゆえに感じていることかもしれません。
と言っても、ぼくにとってカメラやレンズはあくまで手段もとい道具です。
売ると決めた時点で未練がだらだらとあるわけでもないです。
結果として、色んな意味から最後に撮影する機会を設けたのは区切りとして正解だったかも。
自分には縁遠いと思っていた機材への愛着みたいなものに気付けたので。