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楽しみを真ん中に。『このまちが好き』という想いを育みたい。

2024.11.24(日)
北九州市八幡東区の高見にある中央公園で、
『高見防災フェア』が開催されました。

これは、高見校区自治区会が主催するもので、この秋のイベントシーズン。
子ども達に楽しい思い出となるイベントを実施したい!ということで、
『防災』をテーマにしたイベントを開催することになったようです。

このまちは、自主的に取得された『防災士』さんも、何人もご活躍されていますし、『少年消防クラブ』の皆さんも活躍されています。

従前から、住民による『みんなdeBousaiまちづくり』の活動もしておられましたし、区役所・消防・警察の行政機関とも連携して、日頃から活動されています。

今回の開催内容も、各行政機関から大いにご協力をいただき、働く車シリーズも含めての盛りだくさんです!
オープニングセレモニーは、行政機関のそうそうたる顔の皆さんがご来賓として並ばれ、消防音楽隊による活気ある開会式となりました。


このイベントの実施にあたり、
『子ども達に楽しみをつくりたい!』という理念・目的から
ぼくたち、認定NPO法人好きっちゃ北九州にも、参画へのお声かけをいただき、ご一緒させていただきました。

イベント会場の一角に、『あそぼうさいブース』を設けさせていただき、
7つのゲームを準備しました。

いつも、『好きっちゃアカデミー』で大活躍の経験豊富なメンバーたちが、他のイベントとの重なりなどで、全然来れなくって、あまり経験のないメンバーたちで、かつ、イベントの規模感からして少人数の感じがして、不安がありました・・・。

いつもは、ほぼすることが無いのですが、
今回は初めての方も多かったので、それぞれのゲームの遊び方や、意義、そして進行要領などを、ぼくからひとつずつ説明いたしました。

かなり足早な説明ではありましたが、皆さん何となく分かったかな?
まぁ、やってみよう!!(笑)


ぼくの不安は何のその!!
皆さんとても上手に進行されていました!!

公務員などの就活をだいたい終えた九州共立大学の4年生たち、4人が参加していただきました。
もう卒業の年なので、単位とか評価とか、関係ないのに、こうして熱心に参加していただきました。

特に印象的だったのが、子ども達への優しさです。
上手に接して、楽しく進行してくださっていました。

大雨前線ゴルフ
災害ぶたのしっぽ

北九州市立大学防犯・防災プロジェクトMATE’sからもお二人参加していただき、さすがの対応力で、上手にゲームを進行されていました。

SDGs神経衰弱
免震バランス棒

さらには、北九州市立大学の学生さんたちで、前の週の講座で初めてお会いした3人が、ステップアップ形式で、このイベントでも大活躍していただきました!!前の講座で実施した小規模の内容が、こうして大きなイベントでも実施されるという構成です。

ダイバーシティかるた
緊急速報ハンドベル

前回の北九大生が活躍したステップ①の講座はこちら!


今回のイベントは、前述のとおり、人手がとっても足りない見込み!!
ということもあって、ウチのメンバーから『防災Lab.北九州』のネットワークで、協力依頼を投げかけていただいたところ、急遽参加してくださった方々もいて、とっても助かりました!!

ご近所ネットワークボールすくい

さすが、子ども達への接し方や柔軟性、そしてメッセージの意義を伝えるチカラには驚きます。
皆さん、主体的・積極的に取組んでくださって、子ども達も楽しそう。とても良かったです!!


このイベントのチラシの下には、スタンプラリーの枠が設けられていて、あそぼうさいのスタンプを3つ集めると、景品がもらえるような構成になっていて、
子ども達はスタンプを集めるというだけでも楽しい!!
そして、7つのゲームのうち、3つ以上はクリアしないといけないから、あそぼうさいブースは、どこも終始親子連れが絶えずに、とても楽しんでいただきました。

特に、ボールすくいのネタは行列ができていて、注目をキャッチするネタとして入れていましたが、さすがの効果がありました。

また、意外だったのが、免震バランス棒も大人気!
素朴なゲームなのですが、子ども達はもちろん、親子や、ご年配の方まで、ムキになって対決していたのが印象的でした(笑)
また、場を盛り上げる学生メンバーのセンスもあったと思います!


はしご車や地震体験車、煙体験、消火器体験、パトカー、白バイなど、とても賑やかで華やかなイベントとなりました。

ぼくたちのあそぼうさいブースも、とっても楽しんでいただきました。
それぞれのゲームでしっかり遊べるので、滞在も長く、親子ではしゃいでいただきました。


終了後には、いつもの振り返り会。
この場が大切です。
一人ひとりからコメントをいただきます。

「初めての参加だったけど、また参加したい」
「子ども達に楽しみを作れて良かった」
「親子連れやお年寄りまで楽しんでいただいて良かった」
「何度も遊びに来てくれる子もいて、可愛かった」
「地域の皆さんと一緒にできて価値があったと思う」
などなど、それぞれの視点で多くのことを感じ取っていただいた経験となりました。



ミーティングの最後に、皆さんにぼくから伝えたメッセージは2つ。

1つ目は、こうして、子ども達を真ん中にしたイベントなどを通じて、
「このまちが好き」「このまちの人たちが好き」
そんな想いを育んでいきたいんです。
そうした場面へ、ご支援できる存在がぼくたちです。

2つ目は、地域や行政が頑張ったイベントとなりました。
ぼくたちの市民活動の領域では特に、『想い』を寄せ合うことが大切です。
誰かがする。どの機関の責任か。そんなことではなくって、
このまちのため、みんなで気持ちを寄せ合って、手を貸し合うこと。そんな気持ちが大切なんだろうと思います。


とても大賑わいのイベントとなりました。
このまちにとっても、このまちの子ども達にとっても、意義あるイベントになったと思います。



今日もご覧いただきありがとうございます。
貴重な時間のなか、この記事をご覧くださってありがとうございます。


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