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話し合いや企画を上手く進めるコツ〜目的をハッキリさせる、目的に立ち返る〜

仕事や活動などで、話し合いの場面や、企画をつくっていく場面などありますよね。
あーでもない、こーでもない。
議論は右往左往します。
スパッと決まるより、様々な議論をした方がより良いものができます。

しかしながら、往々にして、
え?こんなんだっけ?
何だか、思ってたのと違う!っていうことになったりしますよね。

ちょっとしたコツだと思います。
それは『目的』をしっかりさせることだと思います。

ぼくも今まで、公私にわたりたくさんのこうした場面を過ごしてきましたが、苦い思い出ばかり?(笑)の教訓からの経験則として、書いてみたいと思います。


冒頭の可愛らしいイラストは、ガンT/元小学校教師|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。



何かの企画をつくっていく場面を想定してこの記事を進めます。

誰かしらの発起人が、こんな感じで・・・という概案を提案したとします。
いいね、いいねと話題が膨らんでいきます。
こんなオプションも付けよう。こんなことにも注意しよう・・・。

はい、ちょっと待った。

企画を実施する『手法』や『手段』、『やり方』や『実施内容』の議論から始まってしまいがちです。
もちろん、それもOKなのですが、
『必ず』
早い段階で、『目的』を明確にしましょう。

『〜のために、この企画をする』ということですね。
お客さんのため、市民のため、社会のため、わが社の利益のため。
何かしらの目的があると思います。

この目的を明確にする作業をきちんと行っておくことが重要です。

その辺の目的はいわずもがなで、一足飛びにすっ飛ばして手段や手法を論じ始める・・・
目的の確認なんて遠回り、めんどくさい、っていう雰囲気があります。

でも、結局は、これが一番上手くいく方法だと思います。


目的を明確にすることは、ターゲットを明確にすることでもあります。
自分達よがりにならず、真の対象を強くイメージしておくことが、企画の成功にも繋がります。


さぁ、目的も固めました。
みんな合意・共感しました。

はい、ここで、どこかに書き出しておきましょう。
みんなが見えるように。
「わざわざ」書いておきましょう。

この目的をもとに、改めて手段や手法を考えていきましょう。
あーでもない、こーでもない。
手法や手段を論じ始めると、どちらかというと、それぞれ、その人の好みが出てきます。
何だか気が乗らないこと、経験値の差などでも印象が違ったりします。
んー、どうだろ・・。

そんな中でも、それ、とっても良いね!!とみんなが飛び付いた内容で企画を進めていきました。
随分と中身が詰まってきました。

ふと、書き出された『目的』と照らし合わせてみます。
どうでしょう?
ちゃんと合致していますか?

あぶないあぶない!!とても逸れてる!!(笑)ということは、多々あります。
これに気付くだけ素晴らしいですね。
気付かずに本番を迎えることが多いですね(笑)


また、議論がバラバラになってしまったときに、立ち返る『目的』が明確であるほど、きちんとした道筋に軌道修正しやすくなります。

なので、議論を進行しやすくするためにも、目的を明確に。


目的の立て方には、
大目的、中目的、小目的のように、
その達成したい目的を大きさで分類しておくのも良いでしょう。

大目的だけだと、幅が広すぎて頼りにならないことが多いです。
少しずつピントをしぼっていくように、整理しておくと良いと思います。

また、同じように、ターゲットを考えるうえでも、
ペルソナの考え方で、具体的なこんな人っていうのを1点イメージしておくだけでも、企画全体に及ぼす影響度は変わると思います。


よく、5W1Hとかって言いますけど、
『Why』の部分が一番重要だと思っています。

具体的には、敏腕記者さんなんかは、まず最初にこれを聞かれます。
『なぜ、この企画をしようと思ったのですか?』
ここが何より重要ですね。

企画書などを書くときも、いつ、どこで、だれが、とかって順番に書いていくと思いますが、
タイトルの次の第1項目は、『目的』を書くと良いと思っています。
もしくは、タイトルの次の『前文』に目的を込めましょう。


ということで、くどいほど『目的』と書いてきました。
今後の企画や議論の場があれば、『目的』を気にかけてみてください。
企画や議論が上手く進んでいくことと思います。


今日もご覧いただきありがとうございます。


<1年前の”今日”の記事★>

これもとっても好きな記事です!!
ぼくが書いたとは思えない(笑)
子ども活動や、見守り、保育・教育、子育てなどに関わる人には、チラッと見ていただいて、共感いただけたら嬉しいです。


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入門真生/認定NPO法人好きっちゃ北九州/学びと気付きのアウトプット
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