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どんな褒められ方をされると嬉しいですか?
逆に、どんな褒め方をしていますか?

今日はこんな根本的なんだけど、何だか大切な話題です。


冒頭の面白いイラストは、メイプル楓|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます!


●アンケート結果に落ち込んだ・・・

昨日、ある市民センターで講座をしまして、15人ぐらいが受講されていました。
1時間半の講座で、受講者の皆さんと会話のキャッチボールもしつつ、内容も盛りだくさん。そのまちのことなんだけど、よそ者のぼくからのお話であったり、当たり前のようなんだけど、専門的な話であったり。
クイズ形式も交えながら、楽しく進めていきました。
わきあいあいと、アッと言う間に終わりました。

講座の終わり頃に、市民センターの方が、
『アンケートを書いてくださいね~!』
と呼びかけ、皆さん書いてくださいました。

アンケートっていうのは、アウトプットの効果を持ちますから、とても重要です。
(前にもチラッと記事にしました。参考まで)

もう少し補足すると、
選択式のアンケートってありますよね?
①とても良かった、②良かった、③普通、④悪かった、⑤とても悪かった
みたいなやつ。

これ、あんまり意味ないですからね。
そして、何個も質問があるやつ。

長さが適切だったかとか、テーマは有意義でしたかとか、
選択式が何問もあって、
一番下に、『その他、感想などを自由に書いてください』みらいな欄がちょこっとだけあるやつ。
選択式が何問もあると、この欄は何も書かれないことが多いですね。

だから、選択式のアンケートはオススメしません。
自由記載こそ大切なんです。


その点、昨日の講座のアンケートは素晴らしかったですよ。
自由記載オンリー!
とっても良いです!!

感想などを自由に書いていただく。

これでこそ、アウトプット。
そして受講者の生の声が反映されます。


そして、このアンケート結果に、とても落ち込みました。

ご自身の字で
『とても良かった』
『大変興味深かった』
『面白かった』

と、ほとんどの方が書いてくださっていました。
これを見れば、とっても大成功!
講座としては良かったと評価されると思います。

でも、ぼくは落ち込みました。


何故かというと、
具体的にどんなことが良かったかが書かれていなかったからです。

『とても面白くて、興味深い話ばかりでした。ありがとうございました。』と書いてくださっています。ほとんどの人がこんな感じでした。

ホント?
お世辞じゃないの?
雰囲気だけで、何となく、漠然と「良かった」と思っているだけじゃ?

と、ぼくなんかは思ってしまいます。


人気商売ではそれでも良いのかもしれませんが、
ぼくたちのような、生涯学習などの講座においては、
「楽しかった」「面白かった」「良かった」だけじゃダメで、

その受講者にとって、何を持ち帰ることができるのか。
その人にとって、何が学びになったのか。
が重要です。

なので、自由記載のアンケートに、「この内容がとても良かった」と書いてくださっている方がいれば、とっても嬉しいんです。
昨日も、そういう方もわずか数名いらっしゃって、とても嬉しかったですが、ほとんどの方は総論的な感じでした。


昨日の講座では、そういう意味で、敗北を感じましたね(笑)
実力不足、勉強しなおします・・・。



●どう褒めるか?

こうした悔しさを踏まえ、
自分に置き換えて考えてみたいと思います。

「良かったよ」と漠然と褒められても、あまり嬉しくない、響かないのかもしれません。

なので、
「この部分が特に良かった」
「特にこれができたのはスゴイ!」
「この準備は大変だったでしょ?」

というような、具体的なポイントで褒めてあげると良いのかもしれませんね。

また、結果論的な評価をするのではなくて、
その過程にスポットが当たるような褒め方ができると良いのではないかと思います。


全体的に褒めてあげたいときには、総括的な褒め方をしてしまいがちなんですが、
部分的に特筆して褒めてもらう方が嬉しかったりします。


そんな欲しがり屋さん、ワガママなぼくの考察でした。
褒めるのはタダですから、どんどん上手に褒めて、喜びの輪を拡げていきたいですね。

今日もご覧いただきありがとうございます。


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