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繋がって、共創して、もっと知ってもらって〜市社協主催:ボランティアグループ運営研修〜

2024.11.30(土)PM
北九州市戸畑区にある『ウェルとばた』にて、
北九州市社会福祉協議会が主催する
『ボランティアグループ運営研修』があり、コーディネーターとして担当させていただきました。


開催目的や狙い、この研修の宣伝を含めた記事はコチラです!


相変わらず、ここの景色は最高で、赤くてカッコイイ若戸大橋が目の前に見えます。今の時期は、夜は赤くライトアップされていますよね。(夜にも見たいなぁ)


『ボランティアグループ』というテーマ設定で、
ぼくとしては、NPO法人を運営しており、
『認定NPO法人好きっちゃ北九州』の運営について、お話しできることも多分にあろうかと思います。

運営が上手くいっているかどうかは置いておいて、「上手くいくようにしよう」と課題視して、心がけていることはたくさんあります。

これまでの四苦八苦、七転八倒のお話も多々あると思います。

そして、タイムリーなことに、
この研修の日の午前中は、PTAのイベントでした。

PTAは、その組織形態からして分かりやすいですよね。
まさに、心・気持ちを寄せ集めたボランティアグループです。

町内会をはじめとした地域活動もまさにこの領域ですね。

今回、ご参加の方のなかには、こうした地域活動のジャンルの方もいらっしゃいました。
多数の方は、『市民活動』の分野ですね。それぞれで活動テーマがあって、活動されているという感じです。

昨年度も同じようなテーマで実施させていただき、今回も、リピーターの方も多かったです!


まずは、ぼくの活動紹介も含めて、
好きっちゃでの取組みや、PTAや地域活動で、個人的に取組んでいること。
ぼく含めて、みんな、気持ちや時間を寄せ合って活動しています。

続いて、『協働体』である組織についても、少しご紹介しました。

まずは、『防災Lab.北九州』のこと。
防災をテーマにして、このまち北九州のまちづくりへと貢献したいという仲間が横繋がりで集まっているプラットフォームな組織です。
ぼくから、多少の言い出しっぺはさせてもらいましたが、イベントの企画・実施や学び合いを真ん中に置いて、産学官民の多彩な皆さんが繋がっています。

次に、『北九州ESD協議会』のこと。
組織の2つの柱のうちの1つである「未来創造委員会」を任せていただいております。持続可能なまちづくりを目指して、特に、若い世代のESDの普及や、若いESD人材の拡がりについて、検討と実践を重ねています。これも、いろんな分野の皆さんが横断で取り組んでいます。

ともに、『プラットフォーム』な組織を目指して、『協働』で取組むものです。


さて、ぼくの活動紹介はそこそこに、
まずは、皆さんの自己紹介・活動紹介をしていただきましょう!!

それぞれのグループで話し合いをしていただきます。

まず、活動紹介をしていただいた後には、
『課題』『悩み』について、特筆して話していただきました。

皆さんの多岐にわたる課題・悩みがあることを感じました。

リーダー的な立場の方が多かったこともあり、ぼくからリーダーシップの話も付け加えさせていただきました。


耳を傾けていると、
やはり、人材のこと。
新しい人材の拡がりや、メンバー負担の偏りのこと。

『ともに主体的に』取組む概念である『協働』について、特にお話させていただきました。

ぼくのこれまでの記事にもたくさん出てきていますので、リンクは省略しますね。


そして、特に印象的だったのは、
『皆さん、素晴らしい活動をしている』ということ。
そして、
『その認知度が、どれほど拡がっているか』という疑問のこと。

とっても、素晴らしい活動なんです。
人がいない、お金が集まらない、まわりが理解してくれない。
そんな課題も多いです。

いつも、内部のメンバーだけで、いろいろと検討していても、いつまで経っても拡がりません。
だから、もっと発信を!!
別に、SNSに頼らなくても発信はできます。
『人のエネルギー』というものは強いものがあります。

人づてに、情報や想いが広がっていくこともできます。


ぼくとしては、正直に申し上げると、
団体運営に関してのノウハウや、テクニック論が多くなると思っていましたが、今回の講座の結語は、少し違ったところにありました。

そこで、プログラムを変更して、席替えをして、
これまで同じ班だった人の『他己紹介』をしていただくようにしました。

『こんな活動をしているそうです』
そんな話題展開からスタートしてみると、これまで話したこと無かった人どうしでも、へぇ~っていうところから始まります。

もっともっと、外の世界と繋がっていくこと。

他の団体や、いろんな人と交わっていくなかで、それぞれの想いが伝播していく。
情報に、情報が重なります。

あの人に聞いてみたら、こだわりやヒントが聞けるかもよ!
こんな似ている活動をしている人がいますよ。
こんなとっても素晴らしい活動をしている人がいますよ!
あの人の話、いつか聞けるときがあったら良いな。

どんどん拡がります。


用意しておいて、良かった〜!
こんな図解も、皆さんにお示しすることができました。

この話題は、『中間支援組織』に特筆していますが、
そこまで、大きなプラットフォームでなくても、
活動者どうし、繋がって、情報交換して、刺激をもらって、どんどん他己紹介してもらって、その輪がどんどん大きくなっていくと良いなと思います。


白状しますが、
ぼくも、好きっちゃが法人化した頃は、他の団体よりも注目されるようになろう。もっとウチが売れるようになろう!
って血眼になっていたのを思い出します。

コロナ禍で、みんなで話し合って出てきたぼくの感性に、今のスタンス・立ち位置へと導かれてきました。

他の団体との競争、よりも『共創』で、もっともっと、このまちを、この社会が、より良くなっていけば良いなと思います。

他と繋がることは、ただの仲良しごっこじゃないんです。
刺激をもらい、他の人を伝って、自分たちの想いが広がる場でもあります。
他の人たちの宣伝をしていたら、きっと自分たちの宣伝もしてもらっていると思います。

ぼくも、繋がれば繋がるほど、色んな角度から、お話をいただくことが増えたようにふり返ります。

『競争よりも共創』
先ほどの記事、最後に『今日、そう思いました』と書いたけど、誰もツッコんでくれなかったことは、黒歴史としておきましょう(笑)


今回の研修終了後には、
意気投合して、二回戦となるお茶を飲みに行くとおっしゃていた方。
名刺交換して、また連絡を取り合うという方。
次のコラボを画策している方。
「また、皆さんで集まる機会を企画してね!」と念押しされる方。


プラットフォーム化まで行き着けなくっても、
皆さんで集い、情報交換できる場を、つくっていきたいですね。

次年度にはそうした場づくりについて、主催側と構想を膨らませました。


皆さん、素晴らしい活動をしています。

だからこそ、
もっと繋がって、拡がっていったら良いなと思いました。


今日もご覧いただきありがとうございます。
貴重な時間のなか、この記事をご覧くださってありがとうございます。




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