子ども達の吸収力『学び得ていく力』ってスゴイ!!
昨日、北九州市小倉南区の農事センターで、
NOUJI学園という11 回シリーズの講座で、「生きるチカラを育む」というテーマ設定のもと、日曜日の午前中にオムニバス形式で、様々なゲストティーチャーが講座を担当しています。
この人気シリーズに『あそぼうさい』で呼んでいただきまして、約30人の元気なキッズたちと一緒に楽しんできました!
市内各地からご参加されており、お連れしてきた保護者さんたちも一緒に参加してもらいました!
まずはオープニング。
じゃんけん大会からスタートし、遅出しじゃんけんで、勝ったり負けたりしてもらいます。
負ける方はとっても難しいもので、実は本能的なもので、人間は自分の都合の良い方には考えやすいという心理的なゲームです。
災害への心の持ちようも同じようなものなんだよっていう遊びです。
その次は、みんなでバケツリレー!
まずやってみて、コツを教えると、すごく速くできるようになりました!
保護者さんたちも一緒に参加していただいて、コツを得ることで速くなることも実感いただいたと思います。
続いて、バケツ1個だけでなく、様々な種類の4つの物を運ぶことにチャレンジしてみましたが、年齢の幅が大きいこともあってか、次の物を運ぶのを忘れちゃったりして(笑)なかなか上手くいきませんでした・・・。
まぁ!こんな風に、みんなで協力して運ぶんだよ!っていうことは体験を通じて、実感していただいたと思います!
大切なのは、協力し合う心ですよね!
続いて、メインの内容で、7つのブース遊びを実施しました!
元気いっぱいの子ども達!!
とってもはしゃいでいただきましたが、しっかりと理解していたので、驚きました!!
ふり返りでも、一番感想の多かったのは、『輪投げ天ぷら油』です。
輪投げという小さな子でも楽しめるシンプルな遊びですよね。
投げるほど上手になっていきます。
その後に、天ぷら油から出火したときに、濡れたタオルで消火する方法をやってみます。
実際には、すごい勢いで燃えるから近づくのもの怖いんだけど、距離を保ちつつ、手を伸ばして、置くようにタオルをかぶせる動きは、輪投げのコツと似ています。
お母さん達もチャレンジしてみて、「やってみて良かった!」という声も多く聴きました。
いつもチビッ子に大人気!
災害ダーツです!
避難情報の発令と、災害の起きてしまいやすさをゲームにしているもので、子ども達は、案外、レベルの数字や、色をしっかりと覚えていてくれました。
レベル3は赤、レベル4は紫、レベル5は黒。
この色で覚えると良いねってことも確認しました。
SDGs神経衰弱!
SDGsの17のゴールのアイコンと、それらの意味を合わせて神経衰弱にして楽しんでいくものです。
このアイコンは何だろう?文字を探します。
文字を出したら、これはあのアイコンだったね!と探します。
ゲームをしながら、SDGsのゴールを学んでいきます。
ふり返りの中でも、アイコンを見せると、
「陸の豊かさー!」「海の豊かさー!」「まちづくりー!」などなど、みんなしっかり覚えてる!!スゴイ!!
いつも大人気の『ダイバーシティかるた』です!
いろんなマークを見て、読み札を聴きながら、かるたのように早い者勝ちでとっていくゲームです。
これも、ふりかえりで、ひとつひとつマークを見せていくと、みんなよく覚えている!!
五・七・五の読み札の言葉そのものも覚えているような子もいて、子ども達の記憶力の良さには驚きました!
久々登場!
『山の形ボール投げ!』
真ん中には『当』のカゴがあって、両サイドは『ハズレ』です。
真正面を狙ってボールを投げますが、当然、少しずつズレます。
でも、見事に谷筋にそって、真ん中にボールが流れ込む仕掛けです。
とても簡単な遊びで、どんどん狙い通りにボールが入っていくので、子ども達には人気でした。
ふり返りの場面で、雨が降ったら、谷に水が集まる仕組みについて解説して、子ども達も山を見てみよう!
体験を通じて、そんな自然の摂理を学びます。
これも久々登場!
『トランプ町内会の連絡網』です!
町内会で災害時に連絡網を回したい。
1件ずつ電話をかけていくイメージです。
どんな組織図にしましょうか?
トランプのカードを、トーナメント表みたいに並べてみます。
自分なりの組織体系を考えていきます。
時系列に沿って、ひとつずつカードをめくっていくと、左側ばっかりが連絡網が進みます。
左右対称のバランスでつくった組織図は、実は時系列的に考えると、平等ではないことが判明します。
早く声をかけないといけない人や、『時間の流れ』という災害時にはとても重要なテーマを考えさせられるゲームです。
理系学生のからやんが、上手く説明してくれていましたが、ちょっと子ども達には難しかったかな?
ふり返りの場面では、ひとりずつ声をかけていって、情報が伝わる様子を北九大3Clubの皆さんと実演してみました。
こういう見せ方の工夫もとっさに、やろうとしてみる行動力・実行力に感心しました!
ちなみに、こんなゲームです。参考まで。
他にも、『災害ぶたのしっぽ』という、突然地震が発生したときの行動を学ぶ人気ゲームも実施いたしました!
ふりかえりの場面でも、どのような行動をすれば良いか確認すると、思い思いに皆さんから発言があっておりました。
スマホの機能を用いて、聞きなれない『緊急地震速報』の音も確認してみました。
もし、この音が鳴ったときに、このような行動がとれるかどうかで、命を守ったり、大怪我を防いだりします。
こうして体験しながら、「生きるチカラ」を養っていっています。
ふりかえりの場面では、遊んでもらったゲームをひとつずつ解説していきました。
ご一緒した北九大3Clubのメンバーが、上手に解説してくれました。
確認していくと、子ども達はすっごく良く理解してくれていました。
とっても大盛り上がりのはしゃぎようだったので、どうかな?と心配していましたが、ちゃんと子ども達の、頭の中にも、心の中にも届いているようで嬉しかったです。
こうして、子ども達は、遊ぶチカラを持っています。
そんななかで、スポンジのように、『学び得ていくチカラ』を持っていることを強く実感させられる講座となりました。
今回は、12/17(日)の『あそぼうさいランド』へ向けて、ということもあり、久々のネタもありました。
とっても刺激の多い、学びある講座となりました。
参加者の皆さんにも、あそぼうさいランドの宣伝をさせていただきましたし、この記事をご覧の皆さん、30種類以上のゲームで、会場でお待ちしています!
全て参加無料ですので、ご来場いただき、思いっきり遊んでください!!
きっと、大人も子どもも、遊びながら、体感・体験を通じて、多くのことを学び得ることができると思います。
今日もごらんいただきありがとうございます。
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