78年目の夏。平和を願い。
おはようございます。
今日は8月6日。
ヒロシマに原爆が投下された日です。
78年が経つそうです。
ぼくは当時のことをリアルに知りませんし、感じていません。
でも、祖父母の世代の人たちの苦しみや悲しみを伝え知り、見聞きしてきました。
戦国時代の武将たちの戦いのことは、ぼくにとっては教科書での出来事ですが、
78年前の深い悲しみについては、ぼくの人生として、一続きの歴史です。
子ども達の世代ではどうでしょう?
もう昔話になってしまうのでしょうか?
歴史は繰り返すと言います。
78年前の被爆が、これからも繰り返されるのでしょうか。
核には核を。
武力には武力を。
威嚇には威嚇を。
戦力には戦力を。
そんな、いがみ合いの世界を、子ども達やこれからの世代に伝えていって良いのでしょうか?
世界に目を向けると、核軍縮や非核などとは程遠く、
逆に、一触即発。ヒヤヒヤな綱渡りの攻防が続いております。
必ず、ケンカはしない。
世界の中で、「ケンカは良くないから止めろと言う」そういう日本にワタシはなってほしいと思います。
それなのに、気付けば、どちらの味方をしたり、応援したりするような国になってないでしょうか。
構えるだけのつもりなのかもしれませんが、
お互いに、弾の入った銃口を突き付け合います。
そっちが降ろさないから、こっちも降ろせない。
そう言います。
乱射されたら困るから、回りも構えを始めます。
降ろすどころか、その憎しみのこもった手は上がるばかりです。
最初に、武器を捨てましょう。
続いてみんなが捨てるでしょう。
そんなんしてる場合じゃない。
ぼくたちの子どもの頃と比べても一目瞭然です。
感染症の恐怖が目の前にあります。
体温を越えるような気温が続きます。
湯気の上がるような海上を台風がとんでもないコースで発達します。
エネルギー問題、食糧問題、目の前に迫っています。
宇宙技術の進化や、AIの暴走もあるのかもしれません。
ケンカするのに、体力や、労力や、資源や、ましてや人命を懸けている場合ではありません。
世界規模の課題が山積しています。
戦後78年。
小学校4年生、当時10歳の子が、現在88歳。
平均寿命を過ぎています。
平和を願い、平和を見つめる目線が、年々、減衰している場合じゃないです。
今こそ、もっと、もっと。
過去に習い、未来を描くこと。
人や、国や、文化や、宗教や、国境を越えて、人が交流できる時代になりました。
お互いの意見を尊重し合う社会・世界を目指そうと、共通認識もできてきています。
それを少しだけ表現するだけです。
規模が大きく、一朝一夕に変わるものではないかもしれませんが、
もう少し前へ。
あと少し前へ。
戦後80年がタイムリミットのように思っています。
あと少し。
今日もご覧いただきありがとうございます。
冒頭の、素晴らしい青い空の写真は、まっつん|noteさんの作品を使用させていただいています。
青い空は青いままで。
<1年前の”今日”の記事★>
昨年度は、思い切って、寄付を募るということを始めさせていただきました。
その大きな一歩になった記事です。
たくさんの応援をいただいた皆さん、ありがとうございます。
今年も、赤字経営で頑張っております・・・。
応援していただけると嬉しいです。