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めちゃめちゃ暑いですね。
言わずもがなですが、熱中症に気をつけましょう。
裏話を交えつつ、少し噛み砕きながら書きたいと思います。

冒頭の可愛らしいイラストは、ARIKA|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます!


昨日の思考回路

昨日、小学生の息子の自然教室の説明会があったので、15時頃、仕事を早退させていただきました。
ぼくは自転車通勤なのですが、とんでもなく暑い!!
尋常じゃない暑さを感じました。

なるべく日陰を走ろうと思いましたが、なかなかそうはいかないルートもありますよね。
信号待ちとか、少しの時間でも日陰にいることをオススメします。

熱中症に注意しようとか、
毎日のように聞くフレーズですが、
改めて書こうと思いました。


考えを巡らせてみると、
現代病のひとつでもあるなぁと思います。

というのも、ぼくたちが子どもの頃は、
「熱中症」ではなく、
『日射病』とか『熱射病』とかって呼ばれていました。

(今では、これらの総称として、熱中症と呼ばれています。)

日射病や熱射病は、
野球少年のぼくたちにとっては身近な言葉でしたが、
帽子をかぶらんで長時間外で遊んだり、
走り過ぎたりなど運動し過ぎて身体が熱くなったときになるものだっていう認識でした。

つまり、屋外での格好だったり、
運動のし過ぎによるものという印象
でした。

ところが、いま、どうでしょう?
体温に近い気温で、
『屋内』で熱中症になる人の方が多いと聞きます。

ちょっと様相が変わってきていますよね。


ちょっと裏話

その昔、ぼくは救急施策の担当をしていました。
10年以上前の話です。

上司さんが、「救急として、熱中症啓発をしていくべきか」と発言されました。
市議会などでツッコまれたからです。

健康部局は、熱中症で救急要請に至ることに課題があるなら救急課で対応すべきだと、ボールをこちらに押し付けます。

救急課としては、熱中症の啓発なんて、それこそ健康問題であって、命に関わる救急とは別の話だろと、ボールを投げ返していました。

結果的に、ボールは我らのところに来て、(ぼくと先方の担当者が仲良しだったこともあり)健康部局とも一緒に対応することとしました。

今から考えると、当時、シフトチェンジして救急施策として熱中症啓発を始めたのはとても良かったと思います。

今から考えると、ですね。
当時のぼくたちの思想は、
『熱中症ぐらいで救急車呼ぶなよ』
『熱中症は防げるんだから、スポーツの指導者などはしっかりしてくれ』
というような感じでした。


気候変動や、冷房への慣れ、家で過ごす高齢者の増加などから、熱中症はいまや社会問題です。
でも、必ず防げる症状であるため、気をつければ皆無にできるはずです。


熱中症の怖さ解説

救急的に、熱中症の怖さを少し解説しておきます。

人間の身体のほとんどは水でつくられています。
プルンプルンのゼリーのようなものです。

人間を含め、恒温動物は、自分の体温を保つ機能があります。
食べたエネルギーから熱を上げて体温を保ちます。
暑ければ汗をかいて、気化熱により体温を下げます。
スゴイ機能ですよね。

上げるに比べ、下げる機能はそれほどではありませんが、
打ち水をして冷やしたり、
火に水をかけて消す原理と同じです。

そんな人間の身体は
多少、熱が上がっても下がっても、元通りのプルンプルン状態に戻すことができます。

しかしながら、一定のラインを超えると、
生卵が『ゆで卵』の状態になります。
もう元には戻りません。

これが熱中症の怖いところです。
目に見える皮膚の部分ではないです。
身体の深部からです。
熱中症は多臓器不全に陥ります。

状況が悪ければ、
電子レンジでチンするかのように、アッという間になります。


熱中症への対応

救急車を呼ぶひとつの目安として、
熱中症により、自分で水が飲めないような状態の場合は、躊躇なく救急車を呼んでください。

高齢者は温度変化を感じにくいと言います。
先手先手で水を飲むことをオススメします。
部屋には温度・湿度計を設置すると良いですね。

子どもは、意思表示が難しいです。
熱の多い、地面に近い位置に身体があります。
保護者が気にかけてあげましょう。

もちろん、
水分補給、温度管理も重要です。
対処方として身体を冷やしましょう。
塩分を含めた栄養や、睡眠も影響します。
二日酔いの人は絶対に気をつけましょう。


最後に

昨日、息子のバスケの練習を見守っていました。
末っ子の小学1年生の娘も一緒に、くそ暑い体育館にいました。

暑いし、退屈そうにしている娘がぼくに話しかけます。

『おとうさん、「熱中症」ってゆっくり言ってみて』
『え?ねっちゅうしょう?』
『ちがう!もっとゆっくり!』
『ねっ ちゅう しょう ・・・』

『ギャー!!おとうさんが、「ねぇ、チューしよう」なんて言ったー!!ギャー!!』
とか言って遊んでいました。

子ども達にとっても、熱中症は渦中の話題です(笑)

何度も書きますが、熱中症は必ず防げます。

注意して、熱中症を防ぎましょう。

ねっ、ちゅうい、しよう!!


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入門真生/認定NPO法人好きっちゃ北九州/学びと気付きのアウトプット
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