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協働:『主体的に関わる』ことの姿勢・表現
『複数人』で『協力』し合って取組むことってありますよね。
色んな場面であります。
『協働』ということを大切にしています。
ただ単に、協力する、手伝う、参加する、ということではなく、
協働というのは、「ともに主体的」であることです。
協働というのは、とっても大切な考え方です。
冒頭のイラストは、ひろの|noteさんの作品を使用させていただいてます。ありがとうございます!
ありがちなことで、
依頼者と受注者のような関係で、どちらかが軸で、どちらかが受け身になっているということです。
他にも、主役と、お手伝いのような関係であったり、
主催者とお客さんのような関係であったりしてしまいます。
とりあえず、皆さん参加してくれたけど、たぶんやる気は無いだろうと感じるときや、
誰も手伝ってくれない。
誰もやろうとしてくれない・・・。
そんなツライ思いをするときもありますよね。
そうならないように、いかに「協働」まで持っていけるかが重要です。
別に、いつもいつも『協働の関係』に持ち込まなくても良いと思います。
ともに主体的であるという協働の関係づくりはとっても大変ですし、一足飛びにはできません。
多くのことを気にかけ、声をかけ、時間をかけて醸成していくものです。
協働の関係を築いていくことについては、これまでもいくつか書いてきました。
ぼくの目線で多い、協働を作っていく側からのことばかりでした。
今日は、『受け手側』について、少し書いてみたいと思います。
というのも、協働の関係性をつくっていきたいと思っている側は、色んなことを気にかけています。
関わる人が「主体的、積極的になってくれると良いなぁ」と思っています。そう思っているはずです。
声をかけられたとき、参加するときに、「私は協働しますよ」っていう姿勢を示すことがとても大切だし、とても喜ばしいことです。
①受け方
「これ、一緒にやっていただけないでしょうか?」と、
何かを依頼されたときの言葉のチョイスでも全然違います。
×「良いですよ」
×「手伝いますよ」
×「協力します」
一見、良さそうな反応のようですが、協働ではないですね。
主従の関係が生まれています。依頼する側と受ける側。
〇「やりましょう!」
〇「させてください!」
〇「ぼくで良ければ!」
このような、肩を並べて一緒に取組んでいくんだというような言葉がチョイスできれば良いなぁと思います。
商人っぽいですが、「よろこんで!」も良いと思います(笑)
②会議などに参加するとき
会議や打合せ、ミーティングの場面って多々あると思います。
とりあえず顔を出すことが目的みたいなものもあるかもしれませんが(笑)
参加している段階で、自分事、自分のため、という場が多いのではないでしょうか?
ありがちなのが、主催側と、参加する側のような2極になってしまうということですね。
会場に着いたときには、レイアウトもできてるし、資料も席に置かれているみたいなことありますよね。
主催者とお客さんの関係のできあがりです(笑)
まぁ、準備としてそれは仕方ないことだろうけど、
肝心なのは『片付け』です。
主催者が、「今日はお集りいただき、ありがとうございました(←この言い方もどうかと思いますが)これで終了にします」と言われた後に、
サ~ッとみんな帰りますよね。
終了して即座に帰る人に、やる気満々の人はいませんよ(笑)
主体的に関わるのであれば、片付けを一緒にすることです。
余った資料集めたり、椅子や机を元通りにしたり、最近であれば換気消毒もあったりしますよね。
こうした行動が、自分はお客さんじゃなく、主体的に取り組むんだという意思表示にもなります。
『協働』というのは、とても大きな成果・効果を得ることがあります。
お手伝いや協力者とならずに、
ともに主体的に取り組むことで
大きな大きな力になると思います。
そうした人どうしであれば、お互いが助けられます。
ちょっとしたことではありますが、
気をつけたいポイントを書いてみました。
今日もご覧いただきありがとうございます。
これまでの関連する記事を貼っておきますね。
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