ぼく自身、仕事や各種の活動の根底にあるのは、これだとつくづく思います。
『命を助けたい』
助けるなんて、おこがましい言葉もちょっと違うのかもしれませんが、
誰かを助けたい気持ちっていうのは、本能的に持っているもののように思います。
特に、
『命』については、
一人ひとつしかありません。
みんな、命のチェーンが繋がって、いま命を生きていくことができています。
何万年も続いてきている、この命の連鎖のなかに、今を生きていて、
もし、それが突如途絶えようとしたり、災害や事故や病気や、ましてや戦争などで、亡くなったりしてはなりません。
それだけは決して阻止せねばなりません。
もし、そんな、
危うい命を助けることができるならば、
これほど尊いことは無いと思います。
災害が迫るなか、
声をかけ合って、命が助かるまちづくりを。
何か困ったことがあったら、
助け合い、支え合える人づくり・まちづくりを。
決して、二度と、
戦禍に呑まれないような社会づくりを。
目指して、草の根的に活動をしています。
昨日、9月9日に、大きな2つの活動がありまして、
ぼくは、流行り病のために、欠席となってしまいました。
ともに、もう1ネタ、やるはずだったんですが、ぼくが参戦できないため、プレイヤー不足で断念したんです。
それは、
せっかく9月9日なので
『救急の日』ということで、救命的な何かをやろうと思いました。
志井あそぼうさいでは、
助け合って搬送する方法について実施しようと思っていました。
ギラ☆ランドdeあそぼうさいでは、
心肺蘇生法をはじめとした救命手技について体験してもらおうと思っていました。
どちらも、
参加型で、参加者には、しっかりと知識・技術を持ち帰っていただきたいと思っていました。
しかし、ぼくが持ち帰ってほしいのは、知識・技術ではないんです。
そんな『気持ち』だと思っています。
『何かあったら自分が手を伸ばしてあげるんだ』
そんな気持ちを育んでいったり、自信をもってもらうことが大切なんだろうと思います。
特に、ギラでは実施したかったです。
サッカーと心肺蘇生法の普及は親和性が高いです。
日本代表のサッカー選手だった松田選手が、突然、練習中に心臓疾患により、倒れ、他界されました。
心臓マッサージや電気ショックの相手方は高齢者や心臓に障害のある方をイメージされていると思いますが、
こんなに、トップアスリートでさえ、突然の心臓発作により命を失くしてしまいます。
実は、救急隊がどれだけスペシャリスト集団でも、
世界一の医師が乗った救急車が駆け付けたとしても、
心臓が止まってしまい、現場に到着するまでに、何の処置もしなければ、その命は助かりません。
命を救うのは、プロの医療従事者たちではないのです。
その場に居合わせた人です。
その人の勇気により、
その人が手を当ててやることにより、
救える命があります。
その一歩を、
その手を、
勇気をもって伸ばしていけることができるよう、
普及啓発を続けていかねばと思っています。
そんな活動を実施したかったですが、実施できず残念でした。
まさに、心ばかりですが、
この記事で、少しでもそんな目線をもつ方が、広がり、深まって行けば良いなと思っています。
今日もご覧いただきありがとうございます。
冒頭の写真は、Ryo blog/Office KUMASAKA|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。
<1年前の”今日”の記事★>
マイルーツは高専にあった。
本当にそうです。月に2回はこのことを考えます。
この手形文字は、今でも、ぼくの活動の象徴です。
<2年前の”今日”の記事★>
あ!!
これ、テレビのCMで見ましたね!
下水道の日です。
流したものはどこへやら~?
足元のもっと下の見えない機能へ感謝です。