別れ、出会い、新たなスタート

おはようございます。
今日から新学期のスタートです。

子ども達は、ひとつ学年が上がります。
誰と一緒のクラスになるんだろう？
あの子とは一緒が良いな。
担任の先生は誰だろう？
あの先生だったら良いな。

桜が舞い始めたなか、新年度一歩目の登校をしていきます。

今年の桜は、とっても不思議な感じでした。
暖冬の影響で早く咲くかと思いきや、寒い日が続き、しばらく「おあずけ」が続いていて、急に暖かくなって一気に咲きました。
先週末は当初、雨の天気予報。桜を見るタイミングが無いかと思いきや、前線が逸れてくれて、しっかりキレイな桜色を楽しむことができました。

家族でも、毎年恒例の花見もできて、とても良かったです。

桜はやっぱり良いですね。
心の琴線に触れるというか。
この季節を感じます。

春には、

出会いがあれば、別れがある。
別れがあれば、出会いがある。

新たな仲間がいれば、離れる仲間がいる。
離れる仲間がいれば、新たな仲間も加わってきます。

そんな季節です。

別れや、離れていく仲間との、
これまでの思い出をふり返りつつ、思い返しつつ、涙で霞んでいる目で桜を見上げます。

桜は、目一杯咲いています。
桜自身はどう思っているのか分かりませんが、ここに我有りと、目一杯手を広げて、自分を表現しています。
そして、ひとつひとつの花びらが、自分らしい彩りで美しさを放っています。
ひとつひとつ小さなエネルギーの集合体のような気もします。

桜は、その場所で長い時を刻んでいます。
カレンダーも時計も付けていないのに、この季節の訪れに合わせて咲き誇ってくれています。
動かず、その場所で、長い年月を定時的に刻んでくれています。
そんな不変であり、見守ってくれているような存在は、変わらない気持ち、ともに時の流れを共有していることなど、大切なものを伝えてくれているような気がします。

桜が咲き、
桜が舞い、
新たな新年度のスタートです。

新たな仲間たちとともに、新しい歩みを始めていきます。

桜のように、力強く、優しく、温かく。
そんな存在になっていけたらと思います。

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