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やっぱり、目的やコンセプトを決めておくことが大切
何かを企画・実施するときに、その手法や内容を論じがちです。
そこには『手段』と『目的』があります。
ターゲットや、そもそもの目的、軸となるコンセプトを決めておくことが重要ですよね。
これは、とてもとても根本的なことであり、
基本中の基本のようなことですが、割と難しい!
そして、今まで書いてなかったと気付きましたので、少し書いてみたいと思います。
冒頭のイラストは、検索してみるとピッタリのものが見つかりました!あべまるさんの描かれたものを使用させていただいています。ありがとうございます!
①すぐ内容を検討しがち、『ちょっと待て』
最も肝に銘じておかなければならないことはこの部分です。
特に、複数人で何かを企画するときや、始めるとき。
過去から継続しているものでも同様ですが。
その『内容』や『手段』『手法』についてばかり目がいってしまい、そこばかりを論じてしまいます。
そもそもの『目的』に立ち返ることが重要です。
しっかりと目的を定めておきましょう。
でもでも、最終的なゴールが一番イメージしやすいので、そこから検討が始まってしまっても良いと思うんです。
なので、ふと、立ち返れるように肝に銘じておきたいと思います。
②目的をどこかに記しておく
最初に目的を決めてしまって、それから次に、具体の検討を進めるのが理想ではあります。
しかしながら、①で書いたように、検討のしやすさとして、ゴールのイメージから手法や手段を考えてから、立ち返って目的を決めても良いと思っています。
いずれにしても、手段や手法を論じれば論じるほど、目的やコンセプトから逸れていくことが往々にしてあります。
なので、どこかに明確に表示しておくことが大切です。
紙の資料であれば、概要や内容の前に目的を書くことです。
引き続きの話し合いなら冒頭に再確認の場を入れると良いです。
板書ができるならば、隅にでもハッキリと書いておくことです。
これを行っておくことで、軸ができます。
困ったとき、行き詰ったとき、だんだんと逸れていってしまったとき、みんなの意見が合わないときに、立ち返ることができます。
ほんの少しだけ手間がかかるようですが、とても重要なことですね。
③何度も経験してきた「失敗」
ぼくもこれまで、公私にわたり、色んな関わりのなかで、多くのことを検討・実施してきました。
こういう、足元を固めるプロセスを経ずに、小手先の議論ばかりをしてしまった失敗というのは数えきれないほどあります。
それは内容や参加者が悪いのではなく、『進め方が悪い』ということですね。
ぼく自身も反省していることばかりです。
手段・手法を、あーでもないこーでもない、こっちのが効率的だ、コストが~、とか言っているうちに、いいねいいねと盛り上がるも、終わってみると何だこれっていうことは多々ありました。
また、あるあるなのは、手段や手法においては、参加する人たちの好みがあったり経験の差があるものです。
なので、だんだんと意見が合わなくなっていくんですね。
そして、何だか気に入らないっていう人も、議論すればするほど現れてきます。
一番おそろしいことは、目的から既に嚙み合っていないということです。
よくよく聞いてみると、ある人が思っていた目的に対して、ハッキリと議論していないから、「え、自分はそんなつもりじゃないんですけど」みたいな目的のところからズレてしまっていることがあります。
こうなってしまうと、当然にして空中分解してしまいますよね。
何度もこの失敗をしてきました。
進め方が悪いだけなんです。
④気を付けていきたい
こうした『目的』や『コンセプト』を明確にするプロセスは必ず重要です。
『ターゲット』、『対象者』をしっかりと見つめることも重要ですね。
ぼくが議論や検討の進行役であるならば、必ず注視しておきたいことです。
今日のアウトプットを経て、今後とも重要にしたいと思います。
一方で、進行役でなく、参加・協力する立場にあるならば、
「みんなの気持ちを揃えるためにも目的を明確にしておきませんか?」と提案・発言できるようにしたいと思います。
とっても基本的なことなんですが、難しいことです。
手間がかかるように思うかもしれませんが、
効率的かつ効果的な検討を進めるために重要なプロセスです。
少しだけ意識してみると良いと思います。
何かを始めるときに限らず、
各種の仕事や活動などにおいて、
ずっと継続してきていることでも、
「これ何のためにやってるんだっけ?」と立ち返ってみることも大切です。
複数人での企画・検討に限らず、自分ひとりで実施することも、『目的』を明確にしておくことが重要ですよね。
今日もご覧いただきありがとうございました。
これまでの記事で関連するものをいくつか貼っておきますね。
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