祭りは自分達でつくっていくもの・・・&空まで味方した「3年ぶりリアルわっしょい」
3年ぶりのリアル開催!
『わっしょい百万夏まつり』
と~っても大盛況!で幕を閉じました。
3年ぶりのリアル『百万踊り』では、沿道から見守っていましたが、涙が出ました。
この街をつくっていく、
祭りで盛り上げていく、
コロナで苦しいなか、皆さんの想いが踊りに現れていて、感動しました。
子ども達の前で泣いてしまいました(笑)
それと、
空までが味方した!
『わっしょいの奇跡』と言っても良い現象がありました。それについても書いておきたいと思います。
①街中でのわっしょい
ぼくが子どもの頃からずっと慣れ親しんだ「わっしょい」の魅力でもあります。
街中でお祭りをするんです。
もっと交通規制や警備がしやすかったり、人が多く入れる場所も他にあるでしょう。
でも、小倉の中心街でやってしまうのがわっしょいの魅力でもあります。
市役所の前のちょっとしたスペースがメインステージになりました。
小文字通りをせき止め、祭り大集合やパレードや百万踊りで、この道を埋め尽くします!
時代の要請から、打ち上げ花火はできなくなってしまいました。
街中で打ち上げる花火を見上げるのが、小倉の夏の風物詩でした。
学生の頃、紫川の河川敷から花火を見上げて、「この街に帰ってこよう」って思ったのを思い出します。
フィナーレは、勝山公園で行われる、音とレーザー花火ショーでした。
音楽に合わせて、レーザーや仕掛け花火で迫力がありました。
さすがに打ち上げられない分、昔ほどの規模ではありませんが、
迫力満点でした!
とっても素晴らしく感動しました。
こうして、みんなで、街中の色んな角度から空を見上げるのが、わっしょいの醍醐味です。
②3年ぶりのリアル百万踊りに涙
わっしょいのメインイベントのひとつ、『百万踊り』です。
各企業や団体が、皆さん揃って、『燃えろみんなの北九州』に合わせて踊ります。
『祭りだ〜♪ 祭りだ〜♪ 祭りだ〜♪ わっしょい!!!』
3年ぶりのリアル百万踊りです。
各企業や団体からも大勢の方が参加し、
コロナで苦しい3年間は跳ね飛ばすように、
みなさんで踊ってらっしゃいました。
実行委員長、市長、商工会議所会頭に続き、先頭集団で、看板娘・看板息子が踊ります。
歴代の初代から10代?までの皆さんも踊りました。
ぼくはもう、オジサンなので、今回から遠慮しました(笑)
でも、3年ぶりのリアル開催。
その復活の場に、ぼくも立ちたかったなぁ・・・、少しだけ後悔しました(笑)
お祭りは見るものではなく、参加するものだろうと思います。
絶対、見るだけなく、内側から参加した方が楽しいです。
百万踊りに感動しました。
それは、踊る皆さんが、この祭りをつくっていこうとしている姿を感じたからです。
この街をつくっていく。
この祭りを盛り上げていく。
自分たちがやるんだ!っていう想い。
自分達も楽しみつつ、この街にこの祭りにエネルギーを伝播させていく。
そんな力強さを感じました。
いつか、ウチの団体でも百万踊り、みんなで出たいなぁ。
やっぱり祭りは良い!
3年ぶりのリアル開催に感動しました。
③実は!『空が味方した』リアルわっしょい
実は実は、
百万踊りやフィナーレのショーなどで盛り上がる中、
とても心配なことがありました。
それは、雨です。
まさに水をさすような事態にならないかと心配していました。
昨夜、会場にいた人なら分かると思いますが、ほとんど雨は降らなかったですよね?
それがそれが、ちょっと場所が変われば土砂降りでした!
会場は、地図での『小倉北区』って書いてるあたりです。
見事に雲がよけています。
この前後も、ギリギリ会場をさけて雲が通過していったんですよ。
すごい黒雲が迫ってきています。
雲の中の雷も、会場からハッキリ見えました。
雲の隙間から空が見えるほど、ぼくたちの頭上だけ雨が降りませんでした。
我が家の小倉南区の方は土砂降りだったそうですし、
ひと足先に帰ったという息子は、モノレールのところでひどい雨にうたれたとのことでした。
(モノレールと会場は、すぐそこですよ!)
レーダーでも雲を見上げても、
ほんとにギリギリをかすめていくような感じで雨が降りませんでした。
3年ぶりのリアル開催。
コロナ以前と同じぐらいの多くの人たちがご来場していました。
この感動の場面で、雨が降るかどうか・・・
あまり奇跡っていう言葉を軽々しく使うのは好きではないんですが、今回ばかりは
『わっしょいの奇跡』って呼んで良いと思いますよ。
主催・事務局の皆さんのご尽力の賜物なのか、
来場した皆さんの想いや熱気が上昇気流となって、雲をよけさせたのか分かりませんが、
とっても幸運に恵まれたと思います。
天も味方し、わっしょいに華を添えてくれ、祝福してくれているように感じました。
キレイなお祭りを目指すわっしょい。
帰りには、子ども達と一緒に、道中のゴミを拾って帰りました。
これも祭りの参加のひとつのカタチだと思います。
また、コロナ前よりはゴミが少なかったように感じて嬉しかったです。
コロナの荒波で、不要不急なものが制限されていくなか、
お祭りもストップしていました。
生きていくためのエッセンシャルなことではないのかもしれませんが、
お祭りのエネルギーをとても感じました。
こうして、自分達の街の、自分達の祭りを、自分達でつくっていくんだって気持ちは、とても大切で尊いものだと改めて感じました。
来年のお祭りも楽しみです。
今日もご覧いただきありがとうございます。