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SDGsの基盤『ESD』(E)いいものを(S)子孫の(D)代まで
色んなところでSDGsという言葉やロゴを見かけるようになってきましたね。
似たような言葉・意味合いで『ESD』というのをご存じでしょうか?
昨日、『あまたつ~!』の天気予報でお馴染みの、気象予報士の天達さんの講演会をオンラインで拝聴し、刺激をいただいたので、ぼくとしては、いつも携わっているテーマですが、改めて書いてみたいと思います。
今さら聞けないけど、SDGsって何なの?という人も是非ご覧ください!!
冒頭の素敵な写真は、noel@少し未来さんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます!この作品の説明にも、『子ども達への未来を』という内容が書かれておりました。
①SDGsって何だろな?
SDGsとは、『持続可能な開発目標』のことです!
は?(笑)
英語で書くと、
Sustainable Development Goals ですね!
は?(笑)
ということで、少し補足しますと、
地球や世の中や人間の生活が、サスティナブルに(ずっと続くように)取り組んでいくということです。
例えばですが、高度経済成長期にガンガン開発・生産してきて、地球環境に負荷がかかっていたのは皆さんご存知のとおりです。
ジャパンでも公害の克服などがありましたよね。
あのまま行ってしまうと大変なことになっていたと思います。
地球温暖化への取組みや、生活の仕方を意識することです。
似たような言葉で、ESGというのも企業などでは掲げています。
Environment(環境)Social(社会)Governance(ガバナンス)
地球の未来のために良いものにしか投資しないという風潮もどんどん進んでいますよね。
SDGsの『Gs』については、Goalsゴールのことで、『目標』です。
![SDGsアイコン・ロゴ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71654663/picture_pc_60484cc53d862683fc8cd52e65e50ad8.png?width=1200)
よく手段や手法と混在されるのでややこしくなるんですが、目標のことです。
一個ずつ、よくよく見ていくと、
だいたいが、どんな活動でも、何らか該当して引っかけていけるんです。
つまり、Everything!!全てと言っても過言ではないと思います。
ESDについてはまた後で書きますが、
SDGsやESDってひとことで言ったら何なの?とすれば
『未来を意識すること』とぼくは言っています。
つまり、どのような取組みも、
SDGsという観点で『未来のゴールを意識していく』ということだと思います。
②ではESDは?
ESDは、Education for Sustainable Developmentということです。
SDGsと比べると、SとDが全く同じですね。
SDGsは、ゴールsでしたが、
ESDは、Educationが入っていますね。
エヂュケーションは、『教育』ということですね。
なので、ESDは、これからの未来を意識した教育ということです。
どのような分野でもこれに通じていくことができると思います。
③岡山から習ったESDを一言でいうと?
ESDの先進地は、岡山市と北九州市!(とぼくは思っています。)
(現在の北九州市は自称かもしれません。。。先輩達が残された功績はとても大きいのは間違いないです。)
岡山市では、公民館単位でのESDの普及促進をかなり頑張っておられると聞きました。
そこで、市民にも馴染むように、ESDとは何なの?ということでキャッチフレーズを設けてらっしゃいます。
E:いいものを
S:子孫の
D:代まで
わかりやすい!!
環境問題はもちろんのこと、文化や産業・生活も、いいものを引き継いでいくということですね。
子孫の代という未来志向がESDの根幹ですね。
すごくスッキリしました。
④天達さんの話を聞いて
昨日、防災フォーラムで、気象予報士の天達さんの話を聞いて改めて認識したことは大きく2つ。
【ひとつ目】
~防災と環境対策は同じもの~
字のごとく、「防災」は災害を防ぐことがです。
避難したり、グッズを揃えたり、はたまた大規模工事で自然に勝ろうとしたり。
それも防災ではありますが、
地球温暖化でどんどんどんどん悪化していく気象状況にあって、この根源を絶たなければこれまでのような豊かな生活はありません。
酷暑、豪雨、豪雪・・・。
目前の防災も大切ですが、環境対策も防災です。
表裏一体というか、同じものと再認識しました。
ぼく自身も、もっとこの分野に力を入れていきたいと思いました。
【ふたつ目】
~子や孫のための対策を~
先ほどの岡山のフレーズに繋がります。
ぼくも初耳だったのですが、天達さんによると、
地球温暖化への対策として、二酸化炭素などの温室効果ガスの削減に取り組んだとして、
既に手遅れの感もあって、2050年ぐらいまでは、それほど効果の違いは無いそうです。
しかしながら、
2050年から先、これから30年後あたりから、
現在の取組みの『答え合わせ』が始まるそうです。
自分自身のことだけを利己的に考えて、本心を暴露すると、もうその頃にはこの世にいないだろうとか、もう余命わずかだとか思ってしまいがちです。いまの便利で快適な生活を手放す選択はどうなんでしょう?
子ども達やそのまた子ども達、孫やひ孫の世代がきっと苦労する。
先人たちへの恨みを募らせるのではないでしょうか。
それとも公害克服のように、先人たちへの感謝をもつのでしょうか。
温暖化対策は、自分のためでなく、子や孫のための対策です。
いいものを、子孫の、代まで。
ぼくは子どもがいますが、孫はいません。
孫は、我が子と違って、とっても可愛いと聞きます。(そうなんですか?)
これからの地球環境を体感していくであろう
若い世代の人たちはもちろんのこと、
孫の可愛さを実感している皆さんとも、
孫のための環境対策!
ひ孫のための環境対策!!
やしゃごのための環境対策!!
一緒に取組んでいけたらなと思いました。
今日もご覧いただきありがとうございました。
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