「好きっちゃ北九州」が『認定NPO法人』になりました!
わーーーーーいっ!!!!
やったーーーーーーっ!!!!
ついに、到達しました。
ぼくたち、「NPO法人好きっちゃ北九州」は、
『認定NPO法人』に認定していただきました!!!!
昨日、北九州市八幡西区黒崎にある、市民活動サポートセンターで交付式を実施していただきました。
平日の日中に関わらず、メンバーがお休みをとったり、休憩時間に駆け付けてくれました!
また、ぼくたちのために、このような場をわざわざ設けてくださったサポセンの皆様に感謝です。
『認定NPO法人』というのは、
法人格の認証を得ている「NPO法人」のなかでも、
2~3%ほどしか認定されていません。
北九州市では、300ほどのNPO法人があるそうですが、ぼくたちが7団体目だそうです。(特例認定を入れると9団体です。)
フードバンク北九州ライフアゲインさん、
抱樸さん、
ロシナンテスさん、
光楽園さんなど、
ぼくたちなんかでは比較にならないほど、スゴイ、そうそうたるNPO法人の皆さんが認定されています。
北九州市のHPです!↓↓
『好きっちゃ』もちゃんと入ってる!!!(・・・実感)
『認定NPO法人』とは何か?というと、
多くの市民から支持されて、社会的信頼度の高いNPO法人として認められているものです。
認定を取得すると、最も違う点は、『寄付控除』があることです。
NPO法人の貴重な収入源に、市民からの『寄付』があり、認定NPO法人への寄付については、その金額から部分的に税金の控除が受けられます。
少し前の記事ですが、詳しくはコチラ!
そんな『寄付控除』を認められるNPO法人となると、当然にして、ハードルが高くなります。
最も大きなハードルとして、
『3,000円以上の寄付者が、毎年100人以上』いることが必要となります。
これは、クラウドファンディングやふるさと納税でよくある『返礼品』は認められていません。
見返りのない純粋なご寄付が3,000円以上ということになります。
純粋に、『応援しているよ!』ってお金を出していただける人が、毎年、100人以上いるっていうのは、相当に高いハードルだと思います。
これまでも、好きっちゃとしては、寄付金の募集をしていましたが、「お金ください」って勇気を持って言えなかったところもありました。
昨年度末、意を決して、ぼくたちは、強く募集を始めました。
この記事でさえ、3月21日ですね(笑)
でも、これまでお世話になった方や、一緒に活動をしてきた方、いつも各種発信を見守ってくださっている方など、とても多くの人からご寄付をいただき、応援いただきました。
令和3年度で約20人、令和4年度で約180人の皆さまからのご寄付を賜り、2年間で200人、1年平均100人の大台を達成することができました。
本当にありがとうございます。
その後、各種活動に追われ(汗)
ろくに申請書類を提出することができず(汗)
随分と時間がかかってしまいましたが、こうして、ようやく、認定をいただくことができました。
応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます。
尊敬するNPOプレイヤーの、福岡の認定NPO法人アカツキの永田さんには、ぼくたちが新人の頃から、様々なアドバイスをいただいており、昨日も別件でお話をしていたのですが、
『行政から認められたんじゃなくて、市民から認めてもらってる』という言葉をいただきました。
多くの皆さまに応援いただき、支えられた結果としての認定です。
これまでも好きっちゃとご一緒していただいたり、応援してくださった皆さまの想いや熱意が、こうしてひとつの表現になったとも言えると思っています。
ぼくが認定NPO法人を目指したかった理由を4点、手短に記しておきたいと思います。
詳しくはまた後日、記事にしたいと思っています。
①これまでの皆さんの想いをカタチに
前述のとおり、これまで多くの皆さんに支えられて活動してきました。
地域に入っていくNPOとしての特殊性や、他の市民活動者などと協働するというぼくたちのスタンスは、案外、珍しいものです。
こうした想いの結集を表現できて、良かったと思います。
②ボランタリーNPOの認定
認定NPO法人になるようなNPOは、
規模の大きなNPOばかりで、専属で雇用されている人がいたり、民業に近い大きな動きをされていることが多いです。
ぼくたちのような、仕事や学業の空いた時間で行うような、サークル活動までも満たないような活動スタンスで、認定を取得できるというのは、すごく大きな市民力になるのではないかと思いました。
自分のちょっとした時間で、社会づくり、まちづくり、未来づくりに関わっていけるということ。そして、それを多くの方から応援いただいているということ。とても素晴らしいと思っています。
③カタチの無いものへの価値、想い
ぼくたちの活動ジャンルは、『地域づくり』です。
このまちが、もっともっと、良いまちになっていってほしい。
そんな漠然とした願いに対して、具体的に着手していく行政や民間はなかなかありません。
特に、ぼくたちは、『ローカルなローカルな地域』をフィールドとしています。
もちろん、上手くいかないことも多いですし、時間のかかることも多いです。ローカルな地域なので、相当たくさんあります。
何万人が参加するようなビックイベントではなく、ご近所さんとの日常や、子ども達が登下校するようなローカルな『まち』での地域づくり。
そのフィールドで活動している独特なNPOが、多くの応援をいただいているというのは素敵なことだと思います。
④コスパ・損得勘定からの卒業
最後に、ふるさと納税制度をはじめとした、損得勘定が根っこになる社会的感性への対立、対抗です。
もともとは、自分のふるさとを応援したいって始まった制度に関わらず、見返り合戦。アズユーライクのように、返礼品だけを見て、名前も知らなような自治体に寄付するような人も多くいます。
『税金控除』において、ふるさと納税制度にまでは届きませんが、認定NPO法人は仕組みとして同じようなもので、選択肢のひとつとして、対立軸となりたかったのです。
認定状を交付いただいた市民活動推進課の課長さんがおっしゃっていただきます。
『これがゴールじゃなくて、スタートですよ』
毎年、提出する書類も増えますし、
5年ごとに更新の厳しい審査が入ります。
100人以上の方に応援いただくのは、『毎年』必要になります。
これから、もっともっと、多くの皆さんに応援いただけるよう。
皆さんの想いをカタチに、表現して、活動していけるよう。
このまち北九州が、もっともっと、『このまちが好き』っていう人が増えていくよう。
これからも頑張っていこうと思います。
是非、応援よろしくお願いいたします。
今日もご覧いただきありがとうございます。
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