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印象派150年

2024年は1874年4月に印象派の初めての展覧会が開かれてから150年と言うことで、パリのオルセー美術館ではそれにちなんだ特別展が開かれているそうです。



 そのため、イタリアの大きい街の美術館では印象派の画家の展覧会が催されています。 ミラノでもパリのオルセー美術館とオランジュリー美術館所蔵のセザンヌとルノアールの絵画を集めた展覧会が開かれています。


 オルセー美術館には20年ほど前の夏休みに友達と一緒にパリへ旅行したときに一度だけ行ったことがあります。  私にとっては機会があったら、ぜひもう一度行きたい美術館の一つです。 

 私もオルセー美術館に見に行きたい!気持ちは山々ですが、今は無理なので、先日ちょうど中学校がお休みだった娘と一緒にミラノの展覧会を見に行ってきました。 

 

 今、ミラノに来ているルノアールの絵画のうち暖かいオレンジ色と柔らかい曲線が印象的な3つの作品です。


セザンヌの絵画は、私の独断と偏見!で静物画のみ写真に撮ってありました。 赤と緑のコントラストがなんとも言えません。


ルノアールはイタリアやスペインを旅したそうで、イタリアの画家、ティツィアーノやスペインのゴヤの影響を受けた絵画なども展示してありました。

 また、ルノアールの作品もセザンヌの作品も、のちの芸術家たちに多大な影響を与えたのだそうです。 例えばセザンヌの静物画がパブロ・ピカソやジョルジュ・ブラックのキュビズムにつながったことも勉強になりました。


 中学校の美術の授業で美術史を勉強している娘は、一生懸命説明を読んでいて、 私が気がつかなかったようなことまで教えてくれるほど。 娘の成長がうれしくなった一場面でした。

 印象派の絵画はいつ見てもその光溢れる様子に、こちらまで元気づけられる気がします。  



 私事になりますが、4月に50歳になりました。 展覧会で印象派150周年と言う見出しを見ながら、私が生まれた年はちょうど百周年だったんだなぁと、感慨深くなりました。



 最後まで目を通してくださって、ありがとうございます。

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