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Kindle 2作目出版の反省点・改善点

こんにちは、アイルランドのつぐみです。
1月末に、Kindle二作目である『アイルランドの12ヶ月 : ワーホリ・駐在・移住者のための暮らしと文化ガイド』を出版しました。


1作目で大体の作業は覚えていたので、それに比べると楽に出版にたどりつけたなぁという感じ(延期に延期を重ねたけれども)。
しかし、その中でもやはり反省点や改善点は多く見つかったので、まとめ。Kindle出版を目指している方に有意義な情報となれば幸いです。


長期間にわたって書いたメリット・デメリット

アイルランドの12ヶ月は、短期的に集中して書いた本ではなく、2022年11月頃から書いたブログを編集したものです。毎月「○○の1月」という記事を12か月書けば本になる!という、海外在住者マガジンVACILANDO、ドイツ在住メンバーであるIdoさんの素晴らしいアイデアでした。
季節を感じさせるイベントの記事や、季節に無関係でも高評価の記事などまとめ、更に新しいコラムを加えて本にしました。

短期集中で書いた1作目と異なり、長期に渡るライティングは、一つ一つの記事の負担は軽いものの、長期的な見通しを持っていなかった私は後ほど困ることに。編集に非常に時間がかかりました。

問題は、、
・書体が統一していない(敬語、話し言葉、数字の書き方など)
・Note記事をコピーすると、リンクがうまくコピーできない
・全体的なテンションの統一感がない

やっぱ長期的視点は必要だったかも。強いメッセージや方向性を持っていた1作目と比べると、ゆるい12か月の話になった感想。まあそれもセルフ出版の醍醐味。3作目(まだ出版する気)はテーマがあるから短期集中にしてみよう。

画像の多い本は作るのが大変

画像が多い方が読みやすいと思い、大目に写真を入れましたがけっこう大変でした。リフロー型で作成しているので、使う端末によってページ構成が変わってしまうので変なところで改行されたり、画像だけのページができたり。
なんとなくどの端末でも見栄えがいいようにしたつもりですが、携帯画面だと章の表紙と表題がダブって表示されてしまう…(直す気力なし、もういいや)。

目次がなぜかエラーで表示されなかった

前作で使ったテンプレを再利用したにもかかわらず、なぜか前回は問題なかった目次機能のエラー。Word上はきちんと機能している目次機能なのに、Kindle Direct Publishingのサイトにアップロードすると、「目次が機能していません」のエラーメッセージが出て、目次画面から各章や節が消え、「表紙」と「おわりに」の表示のみ。。。

私も目次がない本は読む気が失せるんです。。。そんな中、見つけたヒントがこの記事。どうやらAmazonのバグらしい。目次を何回かコピペしてアップロードやり直したら、解決しました。ありがとうございます!


Kindle Creator使えなかった

目次や画像編集のためにKindle CreatorもDLしてみましたが、なぜかうまく使えませんでした。何が原因かわからず、解決策ももちろんわからない未解決案件ですが、ただのWordの目次機能と画像挿入で、まあ普通に出版できるので、Wordでいいか、という気持ちでした。
校正などの共有の為にGoogle Docに変換すると、行間や画像などにずれが生じるのでそれもまた面倒でしたが、私はあまりWordには詳しくないので何かいい方法があるのかもしれませんね。ひとまずWord作業をしばらくお休みできるから嬉しい。

奥付を付けてみた

やっぱ奥付があると、書籍っぽい!ということで秘かに憧れていたが、今回は付けてみました。書式は下記の記事を参考にしました。ありがとうございます!


有意義な情報提供ができるように!との気持ちはありますが、反面、形式的なことはかなり手を抜いた感があります。次回はその辺も含め、読みやすさをもう少し重視したいと思います。

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