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 先日とあるラーメン屋さんにいきました。そのラーメン屋さんは個人経営のお店らしく、店長のこだわりが強いお店。彼のこだわりは、「私語は禁止」「スマホ禁止」「11歳未満は入店禁止」など、禁止事項が多いこと。宮沢賢治の小説『注文の多い料理店』を想起させます。

お店側からすれば、お客さんを「選んでいる」感覚。世の中には色々な人がいるし、今まで彼の仕事にリスペクトをしないお客さんもいたのかもしれない。自分のお店を守るため、自分の仕事を守るための一つの手段なのかもしれません。

 一方、個人的な感想ですが、ラーメン自体の味を楽しむ前に、「禁止事項」に目が行き、とても息苦しい。「先回りして怒られている」感覚になんとも言えない違和感を感じる。

 ここでふと自分が通ってきた「学校」のことを考えます。禁止事項が多いなと。児童・生徒は息苦しいのではないかと。

 そんなことを思った10月初日でした。


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