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例えば自分のテストの平均点が悪かった時に

児童・生徒が勉強しないのが悪い

と言う教員がいたとします。

きっとこの教員は(その状態のままであれば)今後決して自分が行う授業はよくならないでしょう。

『若者の離職率、3年以内で「34.9%」──15年で最高に 「甘い」「根性だけでは」…世代間ギャップも “成長実感”求める?』という記事を見つけたのですが、

 「私は昭和世代の人間ですから、仕事命、家庭のためという考えで仕事はやってきた。(若い人は)考え方が甘いと思うんですよ。高校生ぐらいの感覚で世間に出られているのかなと(会社員(60代))」と答える人がいます。

 もしこの人がその会社の経営者であれば、今後も離職率は上がり続け、人材不足となり、倒産するでしょう。

 これは責任転嫁と言うこともできるし、現象の無視と言うこともできる。

 自分が理解できないこと、納得できないことは、全て他の誰かが悪いという考え方です。

 それは極めて想像力にかけた話で、それは個人としても組織としても「成長をやめた」と同義であるのです。

 自分が何を思おうが、どう考えようが、

 事実として生じた現象

  を受け入れること。これが自身を成長させるための大事なステップなのだと自分自身に言い聞かせています。


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