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#430 佐藤優氏が語る内在的論理の重要性と、教育の可能性

 2024年1月23日に放送された、NHKクローズアップ現代『他者を”理解”し合える世界へ』に元外務省官僚で、現在は作家として活躍する佐藤優(さとうまさる)氏が出演していました。

 佐藤氏は大学・大学院でロシア及びその周辺諸国について研究し、1985年に外務省に入省。ロシア通として、東西冷戦末期のロシアの情報収集において活躍。2003年に北方領土支援にからむ偽計業務妨害などの罪に問われ起訴。有罪判決を受け、外務省事務官を失職後は、作家として活躍しつつ、様々な媒体を通じて表現活動を行っています。

 彼は番組の中で、現在のロシア情勢について解説する中で、内在的論理(相手の独自の考え方を相手の立場から考え理解する)の大切さを指摘しています。

 今彼が力を入れているのは、「若者の教育」だそう。母校・同志社大学(京都府)で、学生に、これからの時代を生きていく世代に多くのことを伝えています。

親ガチャにしても親の元に偶然生まれたっていうことだから、それは自分の実力じゃないですよね。じゃあその実力というのは、どういう親から生まれたかというのは、さらに遡っていくと、神様がそういうふうに決めたわけだから。そうすると、それは神様からもらったものだから、神様に返さないといけないわけですよね。神様にダイレクトに返せないから、周りの人に返すんですよ。ですから、自分が恵まれた環境にあると思った人に関しては、それは自分の力じゃないんだから、それは社会に返さないといけないと。また自分がちょっと大変な状況だということだったら、遠慮なく助けてくれと言っていいと思うんです。

彼は番組の最後にこのように語っています。

以前、私はというコラムを書きました。

佐藤優氏の言葉に勇気づけてもらいつつ、また頑張ろうと思います。

*佐藤氏の記事全文です↓


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