#93 「地域と共にある学校」を目指すには、地域と学校の双方向のコミュニケーションが大切
今多くの地方自治体は
開かれた学校
を目指しています。
学校は閉鎖的である
というイメージを払拭し、地域や保護者、そして大きく言えば日本全国、世界と繋がる「教育の場」を目指す理念と言えるでしょう。
開かれた学校を作るには、
私立と公立の区分に関わらず、SNSを通じた情報発信をしている学校も多くなってきました。
一方、学校側からの情報は発信されるものの、外からの情報を受け取る体制が学校には整っていないようにも感じます。
開かれた学校とは、学校の情報を一方的に送ることで達成されるものではありません。
学校という内と地域社会という外の相互的な交流が必要なのです。
文科省は
「地域に開かれた学校」から「地域とともにある学校」
と提言しています。
学校側から情報を開示するだけでは、その閉鎖感を拭い去ることはできないでしょう。