#25 ものをよくみる
私ごとですが、最近絵画教室に通い始めました。
フリーランスの良いところの一つは、時間や場所に比較的拘束されにくいところです。
昔から美術や絵画を鑑賞するのは好きでしたが、自分が表現する側となると、それはもう、その質はなんとも言いがたく、、、
絵が上手くなりたいというシンプルなモチベーションのもとに、基礎基本から学んでいる最中です。
最近の絵画教室でのテーマは
「ものをよくみる」
ということです。
絵画教室の先生は、
描く対象物を、人はあまり見ておらず、想像の中で描く
と仰っています。
ものをよく見る
簡単なようで、これがとても難しい。
ペットボトル一つにしても、こんなところにこんなものがあったのか
と驚かされることがとても多いのです。
描く対象物を よく見て 描く
するとペンのすすむスピードは想像以上にゆっくりになり、我慢の連続です。
しかし、それによってできた作品(と言えるほどのものかはわかりませんが)は想像以上にリアルに描くことができたりします。
私にとっては非常に大きな驚きでした。
スマートフォンが流通して約10年。
何か1つのことを長い時間をかけて「見る」力
を人は徐々に失っている気がするのです。
youtubeやticktockなど、時間が短い動画が全盛期になっていることも、その象徴なのかもしれません。
ものをよくみる
これは
生徒の些細な変化に気づくための大切な力
ではないでしょうか。