#88 自分が犯した過ちは償わなければならない。しかし、罰を与えられただけでは本質的には人は変わらない。
成長段階の途中にある児童・生徒が共に生活する「学校」では様々なことが起こります。
いじめ、暴力、盗難など時には法に触れるような事案も。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0ca11e8c9c65639c6f56366baa3f0435bd627d4
文部科学省は犯罪行為として取り扱われるべき「いじめ」などについて、直ちに警察に相談・通報を行うことを求める通知を全国の教育委員会に出しました。
法律が、一人ひとりが安全に日々暮らすことができる権利を守るためにあるものであるならば、ある意味その判断は正しいのかもしれません。
しかし、学校はあくまで「教育機関」です。
いじめを含めた「人を傷つける」行為をいかに防ぐか
それは教育機関として真剣に取り組まなければならない課題です。
人を攻撃する衝動は、自分の存在を叫んでいるのと同じなのだと思います。
自分はここにいるのだ!愛してくれ!
例え法で裁いたとしても
その枯渇した心に水を注がない限り
根本的解決にはならないように思います。
通報、相談を徹底するだけではなく、根本的解決に向けた対策
の両輪が学校の役割なのです。