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雑記 #虎に翼しんどい回③
虎に翼しんどい回①、②に続いて
虎に翼を観ての続編。
①、②で綴ったように私は母子家庭で育った身として寅ちゃん可哀想、に気持ちが寄っていて、同じような意見を目にしたことで、ふと他にも母子家庭育ちの人の意見があるのではないかと思って【虎に翼 母子家庭】でX(Twitter)で検索をかけてみた。
そこで拾った感想をメインに、私の感想。
自分も物分かりの良い子どもだったはずだがスンをいつ辞めてしまったんだろと思ったら、思春期後クソオタクになりお前こんなんだった?って親に驚かれたから優未も そんなもんでいい(図々しい)#虎に翼
— あーーーーーー (@subaru_e) July 12, 2024
わかる。同年代の子達と遊んでる時はそんな事ないのに、小さい頃は大人の前では私もスンとしていた。
ある時、習い事でレッスンが終わった後に、お母さん同士が話していて、子は子で遊んでいるのに私はその輪に入らず母親たちの会話を聞いていて、友達のお母さんに「〇〇ちゃんは、大人の話をよく聞いてるよね?」と言われた事があった。
その時に初めて、確かにそうかもと自覚したのを覚えている。ニュアンス的には大人気ないの逆で、子ども気なさみたいなとこを突かれた感じだった。(決して意地悪な感じではなく不思議そうに言われた)
気付いたらスンとしなくなったし、おかしい事はおかしいとか、ある程度主張するようになった。
そんなもんでいい。もわかる。
②でも言ったが、そんなもんでしょって気持ちがある。
虎に翼がツラい…😭
— ✰*。みきてぃ。*✰ (@happymikityxxx) July 11, 2024
あの頃はまだまだ珍しかった『母子家庭』で育った私は優未の気持ちも痛いぐらい分かる。
そして息子3歳の時からシングルでがむしゃらにやってきたから寅ちゃんの気持ちも分かる。
寅ちゃんには手本となる人が居ないのよ。独りにさせないで~😭
やっぱり、皆が花江ちゃんよく言った!ムードになってる時も、母子家庭育ちからしたら、寅子があの言われよう、扱われようなのは、ツラい映像なのだ。
優未の気持ちも、寅ちゃんが大変なのも、痛いほど分かるから苦しい。
そして、これも②で言ったが、寅ちゃんにはロールモデルがおらんのよ...それってずっと自分と戦ってるって事なんだよ。自分との戦いは孤独である...。
今日の朝ドラ見て思い出した。
— うし (@ushi_besty) July 10, 2024
私、母子家庭だったんだけど母に「手のかからない子だった」って大人になってから言われたのね。
私からすると、小2から鍵っ子で自分でやらないといけないって思ってたから、ほっとかれてたって印象😓
寅ちゃんはこれからどうするんだろ🥺#虎に翼
#虎に翼 73話
— ちっちゃなきょゥじん💖𝑳𝒊𝒕𝒕𝒍𝒆🍀𝑻𝒊𝒕𝒂𝒏🔰 (@litt1e_titan) July 10, 2024
娘の異変に気づけない寅子への母親失格の大合唱がどうしてもしっくりこないのは、幼少期は共働き、父が死んでからは母子家庭の鍵っ子としてそこそこ放任されて育った自分を不幸に感じた事がないし、定年まで働いたが昇進を断り続けた母に、尊敬と感謝しかないからかもしれない。
手がかからない、というか、自分がどうしなきゃいけないのか察したり判断せざるを得ない状況だった、って気持ちもめちゃくちゃ分かる。
ただ、放っておかれたって思うようなことがあっても、そこに悪意があるわけじゃないのが分かってたからな...単純に本当に母も大変な状況ってだけで、その状況下での放任具合も私の中では許容範囲のことだったと思う。寂しいって感じる時は決まって他の家、子と比べた時だったな。比べなければそれが当たり前でしかないから特段辛いと思わないけど、比べてしまうようなシーンにでくわしたときが1番しんどくて、その寂しさが行く宛のない怒りに近いものになる時もあった。
私はそういう環境に慣れた故に、ある程度放っておかれたい気持ちが今は大きくて、干渉されることの方が本当に苦手。
母子家庭同士の2組が1つの家に住んでて寅子が稼いできてるけど、これ離婚申し立ててる旦那みたいに、私は優未連れて出ていくしそんな言うなら花江は花江で勝手にやってよ!どうなっても知らんとか突き放すことも可能だよなと。
— おむすび (@emishi1978) July 9, 2024
というかこの先寅子が再婚の話なったら花江どうする?
#虎に翼反省会
これもよぎったな...。そうすると戦前から家のことしてた花江ちゃんの立場が完全に弱くなってしまうから、寅ちゃんがたまたま戦前から稼ぐ方の立場だったってだけで戦後有利になるみたいな関係は嫌だなって思うから、そうはならない展開なのは良いと思ってる。ただ、そうなってもおかしくない状況ではあるよね?っていう。
↑この視点は、火垂るの墓で、親戚のおばさんの家に行った時に、お兄ちゃんと節子が受ける扱いでの論争に近い感じがする。
#虎に翼
— 内田 啓太郎 (@ucdktr1973) June 24, 2024
寅ちゃん、花江ちゃん、共に戦争未亡人だから軍人恩給があったはずだよなあと思ったけど、戦後の一時期、GHQの指令で廃止されてたのか。
だから今日の放送回時点では二人とも恩給が貰えてないということ?https://t.co/bk9XZqMipt
夫が戦死してるから寅子も花江も恩給貰ってて実は寅子の金銭的負担はそこまでではないのかも?と思ってたけど昭和21〜28年の間は支給停止してたのか。
— 一之上陽美子@単行本『いつまでQ州男児やっとーと?〜九州脱出女の嘆き&恨み節〜』発売❣️ (@himikoichinoue) July 11, 2024
家計を女手一つで支えてた寅子にもっと労いを…#虎に翼 https://t.co/TUk1Ci8VP5
経済面の事情的なものも目にしてなるほどなと思ったりも↑
寅子と優未の関係が微妙だけれど、あの頃って父を戦争で亡くした母子家庭が多く、親が子供に構えないことは珍しいことでもなくて、生きるためには働かなきゃならなかった時に子供に気が向かないことを責められてもどうしようもできなかったんだよな。ドラマではどう着地させるんだろう。 #虎に翼
— たかゆか (@Takayuka_kedama) July 2, 2024
両親たちからの話を聞く限りではあるけれど、親に不満があったわけでもなかったし、あっても「言っても仕方がない」と割り切れてたし、孫の目から見ても親子関係が微妙だったようには見えなかった。言いたいことも言えない状況で、お互いによい落とし所を見つけてやってきたんだろうな。
— たかゆか (@Takayuka_kedama) July 2, 2024
母親はいつ気がついても起きていていつ寝ているかもわからないくらいだったらしい。そこまで頑張って子供達が学校に行けるようにと頑張ってくれていた。子供達は子供達で自分でできることは自分でやるようになってたし、早くに自立しなきゃいけなかったんだって。
— たかゆか (@Takayuka_kedama) July 2, 2024
いやーほんとそう思うよ、責められても、そんなこと言ってらんない状況だと思う。戦後何十年経ってからの母子家庭の私たちですら、こうしてそれなりに母が大変なの見てきてるんだから。戦後なんてよっぽどだと思う。
そしてやっぱり、寅子にブーイングが起きてる程、子はそこまで親に対して不満を持ってないと思うのだよ。これまで引用してきた母子家庭の声からしても。私はもう少し、母子家庭育ちに、花江ちゃん派もいるのかな?と思っていたけど、もっぱら寅ちゃん同情派の意見で溢れてるこの現実をみて正直ホッとしている。
親が悪意があってそうしてるわけじゃなければ、子は親のことを見ているし、頑張ってくれてることくらい分かるよ...だから、きっと優未もそうだと思ってしまうし、そこに優未が可哀想だ!寅子は酷いことしている!花江ちゃんよく言った!に違和感感じてしまうんだろうな。
そういえば、②で寅ちゃんを外に働きに出るお父さん、花江ちゃんを専業主婦ってしすぎだ、二人は夫婦でも無くて、お互いパートナーを失ったもの同士なのに。的なことを言ったけれど、
監督曰く、これは夫婦げんか、らしい。
演出自体あえて夫婦げんかとしていた、
となると、花江ちゃん派で溢れてたのは純粋な反応、制作者側もそういう反応が来るものと分かっての演出だったのだろうな。っていう。
そして、家族会議があったものの、猪爪家、優未問題はやはり解決してはいないのだなという、ここ最近の虎に翼である。
しかし、ここ数日で寅ちゃんが優三さんの死にまだ向き合いきれていないという展開になってきて、
そこでの、岡田将生がgood jobでありがとう状態。その調子で寅ちゃんを支えてくれ。
それにしても、朝から眩しすぎる美しさである。
🐯 #トラつばプレイバック 🪽
— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) July 17, 2024
優未のために優三のことを話せるようになりたい、と寅子。
溝を自ら作りにいくタイプだという航一は…
「溝を埋めようと必死にもがいていて、とんでもなく諦めが悪いですね」
「すみません。褒めたつもりでした」
言葉選びが下手な航一です…。#虎に翼 #岡田将生 pic.twitter.com/t7sDVbkDtn
🐯 #トラつばプレイバック 🪽
— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) July 17, 2024
「死を知るのと、受け入れるのは違う。事実にフタをしなければ、生きていけない人もいます」
航一の言葉が、優未に優三のことを話せない自分と重なる寅子。
「だから語りたくないし、語られたくない」#朝ドラ #虎に翼#伊藤沙莉 pic.twitter.com/4y2hvB2syc