とあるニュースサイトの記事で「点滴針と採血針の違いは何か」といった話題を見かけ、ふと思い出した。 生まれて三十余年。幸いにもこのかた大きな病気や怪我をしたことがない。ただ、一度だけ点滴加療を受けたことがある。 それは数年前。当時、私は福祉業界で働いていた。高齢者の入居施設のため勿論シフト制だ。その頃は、何故だか退職者や人事異動が相次いだことでかつてない人手不足に喘いでおり、在籍している職員たちが超過勤務によってどうにかこうにか現場を支えている状況であった。日に日に募る、職
1が3つつく月初。 何となく幸先が良さそうな感じがしたので、本日からエッセイを始めることにした。 私は“幽霊社員”として過ごす事になって早や1か月半が経とうとしている。 どのような経緯があったかは追々語ろう。 療養の甲斐あってかなり体調が快方へ向かってはいるが、この情勢と社会的立場を弁え大人しくなりを潜めている状況である。故に、安定はしている反面些か刺激の少ない暮らしになってしまっている点が新たな課題だ。 先日、セカンドカーの保管に使用している駐車場代を支払いに不動産屋