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運転免許と家具の組み立て 下

⭐️⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

皆さんこんばんは
フリックフラックいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。

一昨日から『勉強』というテーマで
長い記事を書いておりまして
今日はその完結編です。

この記事から読んでも
何のこっちゃわからないと思うので
是非、一昨日の記事から
お読みください。

一昨日、昨日とね
本当に沢山の事を書いてきたんですけど
今日が本題です。

わかりにくい表現や
間違った事も書いてしまうかもしれませんが
どうか温かい目で見守っていただければ
と思います。

それではスタートです。



10、運転免許

一昨日からね、
自分ってそんなに賢くないんだなぁ
と思った出来事を
色々と書いてきたんですけども
この章では
決定打になった2つうちの1つを
書いていこうと思います。


僕ね、高校3年生の終わりから
大学1回生にかけて
運転免許というものを
とったんですね。

うちの実家は新聞販売業を
営んでおりまして

髙橋家の男は免許がとれる年齢になったら
当たり前のように免許を習得して
新聞配達を手伝う

というのが
僕より上の代から続いていたんですよ。

僕は新聞配達をするのが
どうしても嫌でした。

高3から取りはじめて
大学生になったら
京都で一人暮らしをする予定だったので

実家を離れることによって
回避しようと企てたわけですよ。

新聞販売店で育つと
新聞配達がどれだけ大変か
目の当たりにしてきたんですね。

あれって朝の4時とかから
働いているイメージですけど

全然違うんですよ
2時とかから
動きはじめるんですよ。

しんどく無いですか?

2時なんか今やったら
まだ起きてる時間ですよ。

それより遥か前に
寝て

起きたら
暑い日は暑い中
寒い日は寒い中
バイクで駆け回るなんて
めちゃくちゃしんどいじゃ無いですか

まあそのおかげで
僕はここまで大きくなれたんで
感謝の気持ちは
ありますけど

ちょっと話が逸れましたね
戻しましょう。


免許を取ることになって
まず選ぶのは
ミッションオートマですよね。

今はもうほぼ完全に無いでしょうけど

この頃はまだ
ギリギリね

男がオートマを選ぶのはダサい
的な風潮が
ほんの少しだけ
残っていたわけですよ。

うちは父も祖父も叔父も
新聞屋ですし

新聞を配達するのが仕事なんやから
どの車も運転できるように
せなあかんやろ
という少し古めの考え方が
僕にもある程度浸透していまして

迷わずミッションを選びました。

正直、ミッションの方が
ちょっとカッコいいやろ
という感覚もありましたし

僕の元相方はオートマだったんですけど

何かで喧嘩した時とか

「こいつなんやねん
オートマのくせに」
って思ってしまったりも
してました。

そんなこんなで
実際に教習所に通うことに
なったんですけど

教習所は実家近くの
歩いて行けるような場所に
ありまして

そこで確か
父の従姉妹?が
働いていたので

僕が教習をスムーズに受けられるように
割と配慮をしてくれて

詰め込んで学科と技能の講習を
受けたんですね。

その途中で
僕何度も衝撃を受けまして

正直ね、

これをみんなクリアしてきたの?

って思うことが沢山あったんですよ。

自動車ってね、
道に出たら溢れていますし

僕の家族やと
返納した人も含め
僕より年上の親戚はほぼ全員
免許持っているわけですよ。

これをみんながホンマにクリアしてきたんか?

って疑うくらい

僕、苦戦してしまったんですね。

学科でも技能でも

正直ね、
舐めている部分があったんですよ。

学校でもっと難しい勉強してきたし

親戚はほとんど免許持ってるし

余裕やろ
みたいな

親や祖父母や
おじやおばが当たり前のように
通過してきたものを

まさか自分が簡単に通過できないとは
微塵も思ってなかったんですよ。

家族の中では
賢い方だと勝手に思ってしまっていて

賢い方というか

髙橋家の中では
僕が初めての大学生だったので

1番くらいに
思ってしまっていたのかもしれないですね。

毎回講習を受けて苦戦して

終わったら母から連絡が来て

「今日はそのまま飯食いに行くから
迎えに行くわ」

とかあったんですけど

こっちはめっちゃ苦戦してるのに

母が当たり前のように
自動車で颯爽と現れるわけですよ。

あぁ、俺って
そんなに賢く無いんやなぁ
って思いましたね。


ここまで世の中に
免許習得者が溢れていてね

ビュンビュン走ってるじゃないですか


僕この間
免許更新に行ったんですけど

このご時世で完全予約制にも
関わらず
僕が受けていた優良運転者講習には
沢山の人がいて

自分がこれだけ苦戦して
とったものを

みんなが当たり前のように持ってるってね

かなり衝撃なんですよ。

みんなが同じ試験を受けること
ってほぼ無いじゃないですか。

日本人って歳とか関係なく
同じ物差しではかられる
機会ってほぼ無いでしょ

おそらく運転免許が、
最も多い人数が
同じ試験を受けているもの
だと思うんですよ。

司法試験とかって
受かった人はもちろん
めちゃくちゃ賢いですし
受けるだけで賢いと思いますけど

みんな受けるわけじゃないから
基準がわからないんですよ。

全国模試とかも
あくまで同じ世代だけですもんね

祖父母も親も僕も
そして僕より下の世代も
受けるのって
運転免許くらいなんですよ。

これが決定的に

あ、僕ってそんなに賢くないんだな
と感じた出来事の1つ目です。



11、家具の組み立て

では、もう1つ参りましょう

大学入学時ですね

僕は、京都で人生はじめての
一人暮らしをすることになったんですけど

家具をね、ほとんどIKEAで
揃えたんですね。

今もそうですけど
家具にほとんど興味が無くて
部屋に統一感欲しいな
とかもほとんど思ったこと無かったんで

親と一緒にIKEA行きまして
家具を一通り買い揃えてもらいまして

新居に届けるようにしたんですね。

数日後、
母と2人で京都の家に来まして

これからはじまる大学生活に
心躍らせながら
家具の組み立てに着手したんですけど

僕はそうそうにギブアップ
してしまいまして

家具の組み立て説明書って

マジで難しくないですか?

そりゃ作ってるのは
プロかも知らんけど
こっちがアマチュアってこと
わかってる?
ってくらい
情報を削ぎ落としているでしょ

結果、ほぼ母に作ってもらいました。


時は過ぎまして
去年ですね

上京してきまして
今度はニトリでいくつかの
家具を買い揃えたんですよ。

今の部屋は
京都の部屋よりも小さいですし
ルームシェアですから
炊飯器を置くためのテーブルとかは
必要無くて

ホンマに5点くらいの
家具を買って
家に届くようにして

数日後ですわ

家にデカい段ボールが
幾つも来まして

そこから格闘ですよ。

もうね、
ホンマに他のどの家庭も
当たり前のように
組み立て式の家具使えてるの
奇跡に近ない?

って何度も思いましたね。

そのネジどれやねん!

1人で組み立てられる
って書いてるけど
2人いるやろ!

の応酬なんですよ。

でも
これからの生活を考えて
なんとか頭を捻って

途中何度も休憩を挟みながら
全家具を組み立てて

ここまで苦戦するってことは
俺ってそんなに賢くないんやな
って思いましたね。

組み立て式の家具を使っている皆様

あなたたちは本当に凄いと思います。

僕に褒められても
嬉しくないと思いますけど

部屋でメジャーを使って長さをはかって
家具屋さんに行って
ちょうどいい家具を選んで
家に届く手続きをして
家で組み立てて

何段階あるねんって話ですよ

それを普通に使えるってね

これは奇跡ですよ

プロじゃないのに

凄いことですよ。


以上が決定的に

あ、僕ってそんなに賢くないんだな
と感じた出来事の2つ目です。



12、あきらめ

以上、2つ読んでいただきましたけども

今改めて冷静に考えると

賢く思われようとするのを
諦めてからの方が
賢く思われているような気がします。

めちゃくちゃ勝手な事
言ってますね。

でもね、正直
まだ完全に諦めきれていない
部分もあると思うんですよ。

今回の記事を書いていて
俺ってこんなこと書いてるけど
ホンマは賢いと思われたいんやろなぁ
って何度か感じたんで

結局ね、
人生の中で
どの環境でも周りやコミュニティに
絶対に僕よりも賢い人がいたんですよ。

100%僕より賢い人が

今現在僕が所属している事務所の
同期には医学生がいますしね。


僕が小学校から仲良くて
今現在めちゃくちゃ近くに住んでいる
親友がいるんですけど

彼も100%僕より賢いんですよ。

彼の人生のどこを切り取っても
多分勝てないんですね。

それがわかっているからこそ
諦めきれないというかね

難しいですけど



13、最後に

ここまで長過ぎる駄文を
めげずに読んでくださった皆様
ありがとうございました。

正直ね、自分で書いてて
俺ってめっちゃ嫌なやつやな
って思ったりもしました。

それをわかった上で
今回これを書こうと思ったのは

かなり高い学費をかけてもらって
卒業させてもらって

自分なりの振り返りをしたかったんですよね。

自分が『勉強』というものと
どのように向き合っ

『賢さ』というものの
認識がどう変わったか

何の話やねんと
思われるかもしれない
箇所もあったと思います。

勉強全く関係ないやん
という箇所もあったと思います。

こいつアホなんやな
って思ってください。


最後にもう少しだけ

この場で書き記しておきたい
そして伝えたいのは

僕は自分の勉強遍歴に
何の後悔もないという事です。

死ぬほど頑張れた時期もあったし
死ぬほどサボった時期もありました。

でも、それ相応の
結果は得たと思います。

その結果に関して
謙遜する必要は全く無いと
思いますけど

逆に傲慢になってはいけないし
その権利もないと思います。

馬鹿馬鹿しい経験とかも
沢山あった中で
今僕の頭の中にあるものは
全て
支えてくれた周りの方々や
自分自身が頑張ったおかげなので
それぞれに感謝しかありません。

ここまでこの記事を
読んでくださった皆様
本当に
本当にありがとうございました。

書きたかった事を
存分に書けたので
すごくスッキリした気持ちです。

明日からも
楽しんでいただけるような記事
沢山書いていこうと思いますので

懲りずにまたチラッと
遊びに来てください。

本当にありがとうございました。

ではまた明日

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いっぽ
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