2024年に読んだ本 20
⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)
皆さんこんばんは
いっぽです。
いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。
さて今日はね、
2024年に入ってから
僕が読んだ本について
ただただ書く記事の
第20弾です。
去年からの記事を
全てマガジンにまとめてますので
こちらもお時間ある時に是非
お読みください
去年と同じように今年も、
読んだ順番に書いていこうと
思います。
めちゃくちゃ話題になった本とか
そんなもん紹介されんでも
知ってるわ
みたいなやつは
僕みたいなもんが
どうこう書いても
しょうがないんで
タイトルだけ載せて
ある程度省きつつ
進めたいと思います。
あらすじとかは
ネットで検索すれば
すぐに出てくるので
なるべく内容の核心には触れずに
それ以外の部分、
僕が感じたことや
その本のテーマと深く関わった時の
出来事なんかを中心に
掘り下げていければなと
思います。
それではスタートです。
(一部、敬称略でいきます)
『答え合わせ』 石田明
1冊目です。
これはNON STYLEの石田さんが
漫才について書かれた本ですね。
令和ロマンのくるまさんが
漫才について書かれた本と
ほぼ同時期に刊行されたので
書店でも並べて1つの
コーナーになっていたりして
僕と同じように
両方買って読んだ方も
沢山いらっしゃると思います。
NON STYLEさんが
M-1優勝された
2008年はネタ番組とかも
すごく多い時期で
お笑いオタクだった僕は
バラエティ番組はもちろん
見漁ってましたし
DVDなんかも沢山見たりして
とにかく摂取しまくって
いたんですけども
この時期にね、見た番組とか
見たネタって
すごく印象に残っているもの
なんですよ。
今でも自分が好きだな
と感じるモノの原型を作ってくれていたというか
だから、
この時代のNON STYLEさんは
こういう風に考えていたとか
色んな情報を
本人の視点で書いてくれているので
お笑い史としてもすごく楽しませて
頂きましたね。
『嫌いなら呼ぶなよ』 綿矢りさ
2冊目です。
これは短編集ですね。
人の嫌な部分であったり
醜い部分などに焦点を当てた
短い物語が4つ入ってます。
まずね、表紙というか
全体的な装丁がすごく
毒々しいんですよね。
配色自体は小川哲さんの
『君のクイズ』と似ているんですけど
この本にはゾワゾワするような
気持ち悪さがあるんですよね。
どの物語も攻撃力が非常に高くて
登場人物と自分との類似性が
心を抉ってくるので
いや、自分とは違う
自分の方がまだマシだと
言い聞かせながら読んだんですけども
全体的にね、
これは偏見とかでは無く
女性の方が気付きやすい
人間の思考の瑕疵というか
女性視点ならではの描写が
多かったと思いますね。
『生殖記』 朝井リョウ
3冊目です。
これはね、またヤバイですね。
映画化もされた
『正欲』から3年半ぶりの長編ということで
この2作を並べて
考察される事が多いと思うんですよ。
2作ともタイトルが
既存の熟語から少しだけ漢字を変えている
という共通点もありますし
内容にも共通点がありますし
ただそれよりもね、
僕がこの作品を読んで
衝撃を受けたのは
みんなが何となく気づいているけど
その事象があまりにも抽象的なので
無視して
存在しないとして扱っているモノを
言語化して
かなり具体的に
誰もが共感できるように
文章化することによって
自分たちが
ソレから
ただただ目を背けていただけ
だったのだと
再認識させられるんですよね
これがまるで
著者の言い分では無いような形で
アウトプットされていて
これからどれだけ
バラしていくつもりなんだって
恐ろしく感じてしまいましたね。
全くいらない心配だと思いますし
余計なこと書きますと
主人公の設定が
変わっているので
そこで躓くことなく
進んで欲しいですね。
はい、今日はここまでです。
ここまで読んでくださった皆様
ありがとうございました。
ではまた明日