近況
そういえば大阪に移り住んでからのことを書いてませんでした。
私の実家をリフォームして、完全分離二世帯住宅に家族で転がり込んでからがスタートです。
旦那は公立学校の高校教諭なので、引っ越すにあたって転職しなければならず、現職での採用枠の少なさも相まって一度試験に落ち、またゼロから大阪で教員採用試験に臨まねばなりませんでした。
このことについては本当に申し訳なかったなと思います。(でも私はそれも踏まえて大阪移住を渋っていたのですが、旦那自身が「引っ越そう!」と言ってくれたので…)
引っ越し後、新たに選んだ精神科は大当たりでした。以前茨城では一回目にハズレ(私が自殺未遂までしたのはこの医者のせいだと思っている)を引き、二回目の先生がアタリだと思っていたので、その二回目のクリニックと雰囲気の似たところを探した結果、またアタリを引けました。やったー。
でも私は相変わらず鬱々してるか寝たきりかといった生活で、旦那は旦那で無職状態で再受験の勉強をしてくれているためピリピリしており、息子は茨城生活の最後についに不登校になってしまったまま新生活に突入したのが尾を引いて精神的に不安定と、我が家は非常にドンヨリとした空気に包まれていました。
しばらく経って、クリニックの先生が「双極性障害の薬なんですけどね、効くか飲んでみましょう」とラツーダを出してくれました。
ほーん、と特に期待もせず飲んでみて、衝撃。
飲み始めて数週間、明らかに脳みその調子が、体の調子が、ていうか世界の様子が、それまでと全く変わったのです。
例えるならば何十kgの重りを急に外したみたいな。
世界が急に色づき出したみたいな。
でも私はその景色を知っていました。十数年昔に過ごしていた小学生の頃、まだ私が元気だった頃、あの頃の見え方でした。
ラツーダが効いた、ということで、私の病名は「うつ病」から「双極性障害Ⅱ型」に変わりました。このことで精神障害者保健福祉手帳も取れたので、受けられる福祉サービスも増えました。
でも薬が合ってるから、手帳を貰う前よりも元気なんですけどね……。
また、詳しくは書きませんが息子の転校した小学校の担任がプロフェッショナルな人で、不登校だった息子も今では付き添いがあれば登校でき、そのあと普通に授業を受けて帰ってこられるようになりました。
旦那はその後無事教員採用試験に受かり、大変な仕事ながらも変わらず高校教諭ができています。
う〜ん、うまく行き方が雑誌の後ろの怪しい商材みたいになってきましたぞ。
そんなわけで私は大阪に引っ越してからのこの二年間わりと調子が良く、それに伴いなぜか寝付きがものすごく良くなったので、noteを投稿するタイミングを完全に逸していたのでした。
でもここに書き散らした文章は今でも好きだし、これからも随時追加していく予定です。
今後ともよろしくお願いいたします。