成人式の前撮り。
年末の終わりかけに急遽予約した
息子の成人式の前撮り。
袴を着て撮るプランと
スーツを持ち込んで撮るプランと
その両方のプランと
あったんだけど
最終的にはスーツを持ち込んで撮影に
辿り着いた。
息子が1歳の記念写真の時からお世話になってる
写真スタジオで(店舗は違うけど)撮影することにした。
アルバム
およそ19年前に買ったと記憶してる。
去年、夫がまだ元夫だった時の家から
我が家に引っ越しする時に持ってきた
古いアルバムを押入れから
引っ張り出してみた。
開けてみると
1ページ目から1歳の時の息子の足形
2ページ目は息子1歳の記念写真
我々夫婦も写ってる
3ページ目には娘が産まれて
お宮参りの家族写真
4ページ目は娘の1歳の足形と
記念写真
5ページ目、息子の5歳の七五三の
記念写真に3歳の娘と2人で写ってる写真
6ページ目に息子がランドセル背負った
写真
時間が過去に巻き戻ったようなアルバム。
この写真の中の息子が来月成人式を迎えるとは
。
一瞬で通り過ぎてきたような
子育て期間。
あっという間だった。
娘の7歳の七五三の記念写真は
自分と子供達が3人で家出していた間
アルバムを離婚した元夫だった時の家に置いてきてしまったので
加えられず
娘の7歳の写真だけ額縁入りになっている。
今回成人式の前撮りの写真を
アルバムに追加したかったけど
収納できる枚数の制限を超えていたため
新たにアルバムを購入。
アルバムだけ見ると
とても2回離婚したことも
3回結婚したことも
全く感じさせない幸せ感満載の
アルバムに驚いた。
(写真はそりゃそうなんだけど💦)
息子の撮影姿
撮影するとき親に見られるのが
恥ずかしいかな?と思って
自分と夫は撮影するところまで行かないで
いいよね?
って息子に聞いたら
息子『いやいや、来るでしょ。』
いっぱち『え?行っていいの?』
息子『いいよ。』
気にしないんだ💦
発達障害とかあると、実年齢より幼いとか
聞いたりするけど我が家は正にそう。
恥ずかしがったりしないのかな?
スタジオの近くで見ていたけど
息子のスイミングスクールの間見て待っていた頃のことや、空手を習っていた時に見ていた時
などの記憶が蘇った。
後半のポーズは奥まったスタジオだったし
後で見るからいいや、と思って
見るのをやめた。
本当に20歳なんだな、とスーツ姿の
息子を見て実感が湧いた。
袴姿も見たかったけど
予算オーバーになるので
こじんまりとした撮影でも
記念には残そうと
いうことでスーツ持ち込み撮影にした。
写真選び
毎回撮影する度に迷う時間。
写真スタジオも売りたいから
良い写真をいっぱい撮ってくれる。
撮影した写真を選んで
購入する。
11枚程に絞った写真の中から
出資者である夫が3枚くらいかな
というのを聞いて
自分はいいなと思った写真が3枚あった。
ほぼほぼ夫は口出しせず
自分が良いなと思った写真が選ばれた。
スライドショーみたいに息子の写真が
流れてる間、息子が恥ずかしがった!
そりゃあ、そうだ。
20歳にもなって自分のいろんなポーズや
背景の写真をアレコレ親に見られて
良し悪しをジャッジされて
購入するんだから
恥ずかしいだろうよ。
息子が立派にちゃんと成長してる証として
嬉しくて息子と一緒に笑ってしまった。
恥ずかしい時間を抜けて
選ばれた写真3枚と新しい息子単独の
アルバムを購入。
未来
購入したアルバムの後ろには
何が入るんだろうか。
てっきりアルバムは自分と夫のモノだと
思ってた。
孫が生まれたらそこに入れたいなとか
そこまで考えていたし
何なら自分の人生の終わりには棺桶に
入れてもらいたいとまで思っていたけど
実家を離れて暮らす時に
アルバムを持っていくという息子。
結婚した時とか、
息子に子供が産まれたときとか
撮って追加するのかな。
とか見えない未来を想像した。
アルバムは過去を思い出すだけでなく
未来をも想像させるものなんだなと思った。
1歳の時から地味に撮り続けてきて
やっぱり良かった。
子供が出来たことが嬉しくて
大切にしてきた思い出が節目で撮った
写真があることは
孫にも見せられるし
いつまで残るかわからないけど
やってきて良かった。
(撮れてない写真もあるけど。1/2成人式とか)
中学校入学とか高校入学とか。
(不登校だったから心に余裕なくて💦)
次は2年後、娘の成人式の前撮り。
新しい娘単独のアルバムを購入するようだろう。
振袖か‥‥。
最後に
自分も夫も20歳の時にお祝いも
記念写真も何も親にやってもらっていない。
だからこそ、子供達にはやりたい。
と思ってお金も余裕がなくても
捻り出して撮影してきた。
振袖とか自分は着たことがないし
成人式に出たこともない。
世間知らずだ。
当たり前のことを当たり前に
やってきていない。
だからわからないことだらけだけど
子供達には当たり前のことを当たり前に
させてあげよう。
できてないところもいっぱいあるけど
精一杯の夫と自分のできることで
子供達にしてあげたい。
不登校で色々あった息子と娘。
息子は来年1月の成人式に出席するらしい。
逞しくなった。
子供は親が思っているより
急スピードで成長してると思う。
親からするといつまでも子供に思えるけど
社会に出ると立派に立ち振る舞う
しっかり外の顔を持ってるし
友達との世界も作ってる。
コミュニティの中で立ち位置もあるし
親には知ることができない姿がそこにはある。
いつまでも子供は子供ではないんだな。
やけにスーツが似合うようになった
息子は男性になったな。
そこそこ
コツコツやろう。
そこそこ
できることをやろう。