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幼いということ。


夕飯の時、とうとう娘に
切り出してはいけない気がする話題に
触れてみた。

いっぱち『◯◯(娘)は恋愛に興味ないの?』

娘『相手と良い関係を続けていく努力がめんどくさい』

いっぱち『若くていっぱい恋愛楽しめる時なのにもったいないね』

娘『パパとママの関係見てて絶望的になって恋愛する気が余計なくなった』

いっぱち『え?離婚調停とか裁判して分かり合えないまま、誤解したまま疎遠になった結果の方が良かったの?』


意外な娘の気持ちだったから
突っ込んで聞いてみた。


娘『パパが嫌いで好きになれないしママとの関係見てて努力したってどうせ別れたりするし』

いっぱち『パパが一緒にいて良いところもあるでしょう?』

娘『大してないし学費とか結婚したことによって大変になっちゃったしそういうところ考えないで結婚するところとかあり得ない』

いっぱち『自分とパパ見てて絶望的になっちゃったんだ。でも、もったいないね』

娘『30手前で結婚のこととか焦らされる気持ちみたいにされてて嫌だわ』

いっぱち『ごめん‥‥』


子供達はパパの存在を少なくとも
喜んでるところがあって

夫と復縁した頃から不登校から抜け出した
経緯があったのは夫は関係なかったのか。


てっきり子供達もパパを望んでいる
のではないかと思ったし

必要な存在だったと気がついたとばかり
考えてたのが全て間違いだった。



絶望的な夫婦

息子にも自分と夫が絶望的に感じるか
聞いてみた。

絶望的とは思わないけど

親らしくない親だと言われた。


子供っぽい。

10代みたいな感覚の親。
子供がいるってことがわかってなさそう。

とか掘れば掘るほど
散々言われた。


確かに社会に出て
結婚している、子供がいる
というだけで驚かれるし

ましてや大学2年と高3の子供が
いると言えば99%驚かれる。


見た目が幼くて
既婚者成人した子持ちに見えないらしい。


息子『見た目だけじゃない、中身も子供だよ』

いっぱち『見た目が若くても中身は成熟してる人を目指して生きてきたんだよ』

息子『俺が見てる限り中身も子供だよ。子供がいるんだって自覚がないんだよ』



夫もそうだ。
見た目も幼ないし中身も幼い。


幼いとも言うけど若いとも言えると思う。


娘にしたら絶望的な夫婦に見えるそうだ。


恋愛


娘に恋愛するかどうか聞くことを
いつも躊躇っていた。

好きな人の話も一昨年くらいまでは
あったけどパタリと言わなくなって

全然メイクもしなくなったし
オシャレもあまりその気がなさそう。


ただ、小2の時からの
仲良し男女グループでカラオケ
行ったり文化祭行ったり

付き合いを楽しんでるようだから
全く男性が苦手とかでは
なさそうでホッとしてる。



夫と娘の関係が悪くて
男嫌いになったらと心配してる
ところもあったから。


ただあんまり娘に恋愛の話をすると
娘にはハラスメントのように
感じてるみたいだから言えない。


娘にはめんどくさいんだって。


確かにわかる気持ちもある。
恋愛って幸せ感も強いけど苦しみも
大きいからね。

自分にはよくある浮気妄想とか💦


成熟した人間


見た目は幼くてわからないけど
よくよく知っていくと成熟した人

みたいな人間になりたいな、と理想を
持っていた10代の頃。

童顔でぽんこつだったから
よくバカにされてきた。


悔しかったけど
能ある鷹は爪を隠すじゃないけど
中身を思いっきり成熟した人間に成長して
ギャップを持った人になろう

と目指してきてる。


今でも変わらない。

その為に心理学、哲学、精神医学、禅など
の分野の知識を少しずつ吸収して
自分の中に取り入れてきてる。


息子の一言
『見た目だけじゃない、中身も子供っぽいよ』

にグサリ。


アイタタタ。


子供達の小さい頃


子供達と写ってる写真の中の自分は
とてもお母さんには見えない。


近所のお姉さんか
せいぜい親戚のお姉さん。

我が子を抱く母親という聖母マリアの姿とは
かけ離れてはいた。


でもそんなお母さんらしくないお母さん
に憧れてお母さんになった
ところもある。

お母さんに見えないお母さん。





夫は意識してたかどうかは
知らないけど
似たもの夫婦なのかも。


夫も父親らしくない父親。

営業職辞めて配送の仕事になっても
相変わらず香水つけて
出勤してるしね。


そういうとこ若いな、と思う。




自分から見れば父を今は頑張って
よくやってると思う。

子供が子供を産んだような家族だから


子供達が大きくなってきた今、
とても不思議な家族だ。


兄弟姉妹でもない、親戚でもない
親でもないけど一応これでも親なのだ。

最後に

遊び心で、見た目と中身のギャップで
人を驚かせてほくそ笑む自分がいるんだけど
子供からすれば頼りない親なの
かもしれない。



それは認める。


自分は母親が31歳の時の子供で
今の時代そんなに珍しい年齢ではないけど

子供の頃、親が老いてて
嫌だったのだ。


若い親に憧れてた。

ほぼ自分の描いた理想通りの家庭に
なりつつあるけど

子供達は不満みたいだ。

経済的には貧しいからかな、やっぱり。


社会的地位も名誉もないし
お金もないし、有名でもないし
ぽんこつだけど

若いけどしっかりしてるお母さんを
目指してずっと頑張ってる。


これからも精進して
成熟した人間になりたいと思って
努力している。


今は毎日英語の勉強を続けられてる。
簡単なところからだけど、
やっていて楽しい。


子供達が海外に旅立つ日が
くるかもしれないし

自分もこれから海外に行く機会が
あるかもしれないし


何かと役に立つと思って
英語の勉強を始めた。


情けない親かもしれないけど
自分なりに少しずつ
できることをして頑張っていくんだ。

今は日常英会話ペラペラ話せるように
なりたい。


娘は今日明日文化祭でリーダーとして
チョコバナナ屋さんをクラスを引っ張って
頑張ってる。


自分ももう一花咲かせたい!!
とか思いながらシナモンロールパン食べようかな
と思う。



そこそこ
コツコツやろう。
そこそこ
できることをやろう。



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