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【Fanvilやってみた】APIを使って電話機をあやつりまくってみた(ActiveURI)

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こんにちは、CCアーキテクトの辻です。今回は完全なお遊び記事です。「へぇ~電話機ってそんなこともできるんだねぇ」程度にお気楽にお読みください。

Fanvilの電話機には「Action URL」「Active URI」という機能があり、PCなどからAPIコントロールができるようになっています。今回はその機能を利用して遊んでみました。


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Action URL・Active URIってどんなもの?

公式ドキュメントに記載がありました

URL: https://www.fanvil.com/service/help/faq/knowledge%20base/20220908/8112.html

概要
アクションURLは、電話機がリモートコンソールに現在のステータスを報告するために使用されます。
アクティブURIは、リモートコンソールが電話機のさまざまな操作を制御するために使用されます。
アクションURLとアクティブURIは、主にコンピュータテレフォニーインテグレーション(CTI)シナリオで使用されます。
電話機は自身のステータスをPCに報告し、PCは電話機の操作を制御します。
典型的なアプリケーションシナリオには、コールセンターが含まれます。アテンダントは、CTIソフトウェアを使用して、PC上で電話セットを操作します。

Fanvilマニュアル - Action URLandActiveURI Specifications より英文を機械翻訳

どうやら電話機のコントロールを行うにはActive URI機能を使えばよいようです。マニュアルの該当箇所を読んでみます。

イントロダクション
リモートコンソールがHTTP Getリクエストを開始すると、電話機に組み込まれたHTTPサーバーが命令を解析し、電話機を遠隔操作するリクエストに応答します。電話機に組み込まれたHTTPサーバーが命令を解析し、電話機を遠隔操作するリクエストに応答します。

Fanvilマニュアル - Action URLandActiveURI Specifications より英文を機械翻訳

電話機に対して、指定のURIをHTTPでGETすればいいみたいですね。
・・・え?それだけでいいの?
例えばハンドフリーで内線番号124へ発信させたい場合は、

http://[電話機のIPアドレス]/cgi-bin/ConfigManApp.com?key=SPEAKER;124;ENTER

というURIに対しHTTPでGETすれば良いようです。
ただ電話機へのアクセスは、電話機に設定されているIDとパスワードが必要となるので、それを含めると下記になります。

http://[ユーザーID]:[パスワード]@[電話機のIPアドレス]/cgi-bin/ConfigManApp.com?key=SPEAKER;124;ENTER

検証環境の電話機に対する具体的な文字列をいれてみると下記になりますね。

http://admin:admin@10.135.200.114/cgi-bin/ConfigManApp.com?key=SPEAKER;124;ENTER

ブラウザのURL欄に上記URIを入れてWebアクセスしてみました。

発信した!

ブラウザから電話機のURIへアクセスしただけで、電話機は指定した内線番号へ発信しました。これはおもしろいですね!

おもしろいのでアプリ作ってみました

URIをちまちまテキストエディタで作り、ブラウザのURL欄に入力してEnterという方法でも電話機をコントロールすることはできますが、なんかそれっぽいアプリからコントロールしてみたら、もっとそれっぽくなって素敵そうなのでやってみました。

それっぽいアプリ

環境としては下図な感じ

動いているところを動画でみてましょう。

Fanvil X4UをAPIでコントロール
動画URL:https://youtu.be/YvhxYm2OvZo

いかがでしたでしょうか。

Visual Studioでぺろっとそれっぽいのを作ってみましたが、iPadやAndroidタブレットのアプリをちゃんと作りこんで、操作パネルにしてみたら面白いかもしれませんね。(Neat Padみたいな感じのやつ)

数字キーを持たないインターフォンタイプ(Intercom)の電話機をリモートコントロールし、任意の内線に発信するようなアプリを作っても面白いかもしれません。(活用方法はアイデア次第!?)

電話機もAPIでコントロールできるよ。というお遊び記事でした。

おまけ

アプリ作成風景はこんな感じ。


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