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【3CXやってみた】【V20】通話内容の書き起こし、要約、感情分析やってみた(OpenAI)

こんにちは、CCアーキテクト エバンジェリストの辻です。3CX V20では、通話録音をAIへ送り、文字起こしや要約作成、感情スコアをつけるといったことが可能になりました。
V18の時にも文字起こしの機能はあったのですが、Google Speechを使用し、ボイスメールの冒頭1分だけを文字起こしするという機能でした。

大幅に機能強化されたこのAIによる文字起こし機能を使ってみましょう!


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設定してみましょう

AIとの連携設定は 3CX Admin Console>Integrations>Transcriptionから設定が可能です。
V20 Update4では、”3CX”、”OpenAI Whisper”、”Google Speech”から選択が可能です。

今回はOpenAI Whisperとの連携をやってみましょう。

設定に必要なのは、OpenAI側で発行したAPIキーです。
有償のChatGPTプランに、APIを使用するための別途チャージ料金を支払うことでAPIの利用が可能になりますね。
OpenAI側の設定で3CXで使用するためのAPIキーを発行しておきます。

設定はすごくシンプルです。3CX側では、Transcription Engine、Secret key、Speech Languageを設定するだけです。

あとは内線の設定で、通話を録音するか?録音したものをTranscriptionするか?を設定するだけです。

試してみよう

実際に内線通話し、通話を録音してみました。
録音の一覧はRecordingsから確認が可能です。

Transcription設定されている内線の通話は、通話内容がOpenAIによって文字起こしされていることがわかります。

Transcriptionを表示すると全文の文字起こしが確認できます。

Summaryを確認するとAIによって要約された内容が確認できます。 すごい!

Sentiment欄の数値が感情分析の値になります。怒った口調だと1になり、普通の会話は5になりました。

Sentimentが1と判定された通話の要約です。なにこれすごい!

実際にどんな口調の会話が、どのように文字起こしされるのか。そして感情分析されるのか。わかりやすいように録音を含めた動画にしてみました!

動画URL: https://youtu.be/FkgXahr_ZzY


いかがでしたでしょうか。

3CXがすごいというよりはOpenAIがすごい!というイメージですが・・・ 要約の精度が高いですね!

そのときどんな会話があったのか、録音を聞かなくても文字として要約を確認できるのはすごく便利ではないでしょうか。

コールセンターなどでは、Sentimentの数値が低いものをスーパーバイザーの方が内容をチェックするといった活用などもできそうです。

ご興味のある方はぜひCCアーキテクトまでお問い合わせください。


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