施餓鬼供養
この世間は正負の法則で成り立つものです。
陰陽の如く、悪いことがあれば良いことが、良いことがあれば悪いことが後でかならず返ってくる。
正は良きこと、負は差し引くこと。
そう断言すると「負が襲ってくるなんて、とても怖くて生活できない」とおっしゃる方も多いはず。
そこで賢いひとは施餓鬼供養をします.....................
施餓鬼供養とは簡単に言えば「負の先払い」をすることに他なりません。
ようするに寄付です。
カーネギー、ロスチャイルド、ロックフェラーに代表される大富豪や国内外の有名大企業がかならずしていることのひとつが慈善団体運営や慈善事業。
困窮に苦しむ人々への寄付です。
この世の常識として正を求めるならば負をかならず先払いしなければならないと相場が決まっているそうでして、先ず払うのが先。
寄付(施餓鬼供養)をすることによって負が取り消されますから、大難は小難に、少難は無難になると言われているのです。
いちばん悪いのは金銭を溜め込むだけ溜め込んで外に出さない行為。
これは負を溜め込んでいるに等しい行為ですから、災難が次々に襲ってくると言われています。
世界中の大金持ちが先を争って寄付をするのには理由がある。
先払いする寄付はかならずしも沢山する必要はありません。
私は毎月こずかいの一割程度を寄付しています。
私は精神疾患という負を背負っておりますが、それ以外はおかげさまで健やかに暮らせている。
世間には私よりも追い込まれた人々もおられるけれど、私はおかげさまで三度の食事を食べさせていただけている。
これもひとえに施餓鬼供養をしているからだと思えば神仏に感謝の念も湧いてきます。
この世の中は助け合いで成り立つのです。
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