The End of November
11月終わり。気づけば私は、毒抜きができるようになった、だんだんバランスを取るのが上手くなってきた、
わからないことの方が多いけれど調べ方がわかってきた感じかな、そうだよね、去年と全く違う土地で違う生活をしているけれど変化にはとっくに慣れていて、やっとしっくりした気分。
ゆっくりな生活をしていたから社会人の生活になれるか不安だったけど不安を感じる暇もないくらい慌ただしくて慣れるのに精一杯で気付いたらもう明日は12月。そんな今日は確か満月。
11月の満月はBieber moon と言われるらしい、
通勤途中、久しぶりに飛行機に乗りたいな、と晴れている空を見上げて思った、お金と時間さえ有ればいろんな国に行っていたのがまるで夢のよう。会いたい人達に行動力が有れば文字通り会いに行けたのがすごく昔のように感じる。
機内モードでの帰りの飛行機の時間は大抵1人だった、ロングフライトは実は嫌いじゃない。
実は結構メディテーションの時間だったということに失ってから気が付いた。
1年をまた細かく振り返りたいけれど、ざっくりとこれまた通勤途中に振り返っていた。
失ったものと得たもの同じくらいだった、少しだけ得たものが多かった一年だったような気もする。
やっぱり長く付き合っていた人と別れたことが大きかった。それは今新しい人がいるとか恋愛しているとか関係なく、彼との別れは色んなことを考えさせられたから。彼とは連絡はやっぱり全然取ってない。誕生日おめでとうのメッセージだけ。彼の誕生日は1月だけれど、多分おそらく連絡は取らない。それが親切になり得ることもあるんだと知ってる。
新しい章で新しい関係を築いている中で、過去になってしまった人の話をするのはあまり良くないかもしれないね、でもここはあくまでも私の走り書き達だから正直にいたい。
絶対的なものだと信じて疑わなかったものが、そうじゃなかったことにひどく動揺していたのだと思う。それと自分のここ数年を1番側にいてよく理解してくれた人が他人になってしまうことに切なさとか言葉では表せない感情があった。
恋愛って不思議、他人が急に身近になるし、その逆も然り。
恋は盲目、たしかに。でも愛はそうじゃない。
愛は色んなことを盲目にはできない。
でも、人生は一人で楽しめるようになってからだ、と思う。それはパートナー有無ではなく、本当にそう、人生の如何なる時でも、例えばこの先結婚しても、子供ができても、一人でどこでも日常を楽しめるスキルは人生に置いてかなり大切なもので、自分が辛い時に救ってくれるものなんだと今すでに感じてる。
それと家族の大切さを痛感した1年でもあった、
これは働き始めたからというのが大きいのか、将来のことについて具体的に考えやすくなった年頃だからなのかわからないけれど
胸がキュッとするくらい祖母や叔母に会いたくなる瞬間が多々あった。私は祖母に育てられたようなものだから、祖母のコロッケが恋しい。
明日から12月なんだね、あっという間だね。
あっという間に2020が終わるね、後悔ないようにしなきゃ、と思うと生き急いでしまう癖があるから私はゆっくり残りの2020を散歩をするように過ごしたい。師走だけれど、走らないぞ〜、
深呼吸して変わりゆく景色を眺めたい。
おやすみなさい、好い夢を。