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子年の本尊「千手観音菩薩」を写し 自分で作る自分だけのお守りに挑戦

先日の仏画曼荼羅アートの佛日寺教室に通い始められた男性が持参された千手観音像の仏画下絵。今回で2回目の方で、初参加の体験課題として「干支本尊お札(お守り)」作りにチャレンジする。最初に干支を聞き、ご本人の干支の本尊を自分で写し、般若心経を書いてお札をつくるといったもの。

その方は子年だったので、本尊が「千手観音像」である。初めての方には細かすぎるので写すだけでも荷が重い。子年の方には、別の仏画を勧める場合があるが、その方は千手観音像を選ばれた。

持参されたのが、これ(写真)である。多くの手の細部は下絵の見本を拡大コピーしチャレンジしたという。初めての試みにしては見事に描かれている。苦心した跡がうかがえる。その苦心がきっとお札になったときには大きな力になるはず。

この千手観音像の両サイドに般若心経を書く。そして仏画の頭上に同仏像の梵字を入れ三つ折りに、そしてそれを別の和紙で包む。表紙に千手観音像を本尊としてお祀りする寺院の御朱印を入れ完成である。自分で作る 自分だけのお守りになる。


体験会に参加した方の課題(子年の本尊「千手観音菩薩」)


文/ 渡邉雄二
作品/ 仏画曼荼羅アート佛日寺教室の子年の生徒さん

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達磨の眼【本伝統文化を世界へ】
よろしければサポートお願いします。日本の伝統文化に関心を寄せています。若いころに文化圏の異なる地域の方たちとの交流で日本のことをあまりにも知らなかったことに気づかされ、それがきっかけで広く浅く学んでいます。拙いレポートですが、お目に留めていただければ幸です。