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行雲流水の教え、"日々の繰り返しの中から" [おやじ感想文追想]    Teaching of Gyoun Ryusui, "From the daily repetition"

行雲流水。昔から好きな言葉である。
空をゆく雲と流れる水。物事に執着せず、淡々として自然の成り行きに任せて行動する、という意味である。

Gyoun Ryusui. It has been my favorite word for a long time. Clouds in the sky and flowing water. It means not being obsessed with things, but simply leaving it to the natural course of action.

先日、読んだ本で「心を癒す禅の教え」(著者:嶺興嶽/みねこうがく)の第一章の一行目に、「禅宗では、「僧堂」と呼ばれる修行道場で修行中の者を「雲水」と呼びます」 と記されている。
ゆく雲のごとく、流れる水のごとく、修行僧が師匠を求め全国を行脚したことに由来する言葉、という続きになっていた。

In the book I read the other day, in the first line of the first chapter of "Zen Teachings to Heal the Heart" (author: Mine Kogaku ) Is called "Unsui". " It was a continuation of words derived from the fact that a monk traveled all over the country in search of a master, like a cloud that went on, like flowing water.

さて、この今の社会で、独りで生きていけるわけがない。人を頼り、人に助けられ、生かされていることに気づき、感謝が生まれてくる。そして、人のために、社会のために何かをしながら生きていく。
それが、行雲流水の中で日々繰り返され成長していくのだろう。

By the way, in this present society, there is no way we can live alone. Gratitude is born when we rely on people, realize that they are being helped and kept alive. And we live while doing something for people and for society.
It will grow repeatedly every day in the Gyounryusui.

修行僧2

レポート / 渡邉雄二 写真 / トップ: 東福寺での一斉坐禅修行より転載 下段: キザンブログより転載 

※2015年3月の「心と体のなごみブログ」に掲載した記事を加筆し転載

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達磨の眼【本伝統文化を世界へ】
よろしければサポートお願いします。日本の伝統文化に関心を寄せています。若いころに文化圏の異なる地域の方たちとの交流で日本のことをあまりにも知らなかったことに気づかされ、それがきっかけで広く浅く学んでいます。拙いレポートですが、お目に留めていただければ幸です。