小3娘の登校時間推移と、そこから導き出された結論
少し前まで朝は1日の中で、結構なパワーを持っていかれる時間帯だった。
なぜなら、小学3年生の娘が自ら時間を見て動く、なんてしないタイプで朝はいつもキリキリマイ(ORANGE RANGE)させられていたから。
いや、自主性に任せて放っておけば良いっていうのはわかっている。
わかっちゃいるけど、そんなに凪でいられないのが人間ってものじゃないですか。違いますか(誰)。
しかし、最近の娘は違う。
自分でスッと起きて、時間を確認しながら動くようになっている。
娘の登校時間の推移を紹介しながら、最終導き出された結論について書いていきたい。
1、小学1年生~小学2年生の1学期くらいまで
【家を出発する時間:7時45分くらい】
この時期は、保育園時代から一緒のお友達(女子)と近所で待ち合わせして登校していた。あ、ちなみに居住エリアは、集団登校なし。各自、友達と行っている子もいれば、一人で行っている子もいる。自由。
娘が出たタイミングでママ友に「出ました~!」とLINEを入れる日々。
約束をしているので、遅れると迷惑がかかる。しかし、のんびりして全然時計を見ない娘。キリキリマイ(ORANGE RANGE)の私。
毎日ママ友に「ちょっと遅れそう」やら、「ごめんよ~!」やらLINEを送るのもめんどくさくなってきていた(おい)(仲良いママ友です)。
お友達は当時、早めに行って余裕を持ちたいタイプ、そして娘は「ギリギリでもいけるっしょ!」みたいなタイプ。ずれが出てきたので、最終娘にも同意を取って「ばらばらに行くことにしよう」とお伝えした。
娘が遅刻するのは自分の責任なのでまぁOKだが(遅刻したことはない)、友達に迷惑をかけるのはNG。一人で行くことになって、私も肩の荷がおりたような気持ちになったことを覚えている。
2、小学2年生2学期~小学3年生の2学期くらいまで
【家を出発する時間:8時00分くらい】
同じマンションに同学年の男子が住んでいる。その子がこれくらいの時間に登校していて、なんとなくタイミングがあって一緒に行っていたのが小学2年生。
朝起こすとなぜかキレられたり、ブーたれた態度を取り続けてひと悶着あったり。とにかく朝の態度が極悪のことが多かった。夜もちゃんと21時は寝ているから、睡眠時間が足りてないとかではないと思う。
誰とも約束はしていないので、こちらの精神的負担は少なかったが、シンプルに朝の機嫌の悪さにやられる。キリキリマイ。たまに、機嫌の良い日は天使に見える。
ちなみに登校時間は8時20分まで。家から15分くらいなので、ちょうど良いっちゃ良いけど、ギリギリちゃうか?という感じの日も多発。
本人いわく「トレーニングも兼ねて走っていってるから余裕で間に合う」とのこと。なんやねんそれ。
3、小学3年生3学期~最近
【家を出発する時間:7時30分過ぎくらい】
え?急に早なったやん、と思っていただけましたでしょうか。お気づきになりましたか。そうなんです。いきなり30分も早くなっている。
なぜかというと、近所の仲良しクラスメイト朝イチ登校男子軍団と一緒に行きたいから。
登校ルート途中でクラスメイトがたまたま3人くらい固まって住んでいるエリアがある。そこの男子たちはやたら登校が早い。そして、娘はその子たちと仲が良く、放課後や休みの日に公園で一緒に遊んでいる。
1回一緒に早く登校したことで「楽しい!!!」となった模様。
今はそこに仲間入りして、1番に着いた4人で「いっせ~の~で!」で教室に入っているらしい(誰が1番かで小競り合いになるから)。可愛い。
早く行きすぎちゃう?と聞くと、先生も早めに来ることに関しては笑顔で受け入れてくれているらしい。大丈夫らしい。ほんまかな。
あれだけ言っても起きなかったのに。
用意もなかなかしなかったのに。
最近はシュッと起きて、さくさく準備をするようになった。時間もちゃんと確認している。
自分が「早く行きたい」と思ったことで、こうも行動が変わるのか。
結論:親が何をどうしようが、1番は本人のやる気次第。
これが導き出された結論である。
当たり前のことだけど、めっちゃ実感した。親の働きかけや、環境を整えてあげることで、うまくいくことももちろんたくさんあると思う。しかし、結局は本人の気持ちに勝るものなんて何もない。間違いない。
最近は朝キリキリマイしなくなったことで、すごく楽になった。嬉しい。
一件落着、みたいに書いているけど、また朝イチ登校に飽きて8時すぎくらいに逆戻りすることも全然あるということも心得ている。
思い通りになんていかない、いく訳がない。
だって親と子は違う人間だから。
それが子育て。
知らんけど。
もろもろ全てをひっくるめて、楽しんでなんぼ、と心から思える日が来るように。日々精進する所存。
しばらくは朝穏やかな気持ちで過ごせそうで、安堵している私なのだ。