我が子の“誰が好きかランキング”を聞いて、「良いね!」となった話
「お母さん~!この世で1番好きなのは誰?」
期待の眼差しを向けながら、定期的に小3の娘が聞いてくる。
その度に、
「え~それは、○○○(娘)と△△(息子)やで!2人が1番!」
そう答えると、娘はいつも満足そうな顔をする。
「お父さんは~?」「お父さんは2人の次かな(笑)」なんて返していると、続けて娘が自分のランキングを披露してくれる。
「○○○(娘)は~1位が、お母さん!2位がお父さんで~3位が△△(息子)、4位がおばあちゃんで……」
その後もおじいちゃんや、私の弟やお友達が続く。
「……そんで、8位がなにわ男子!」
なにわ男子、そんな上位に躍り出るんすごいな。そんな好きなんやな。確かに1stアルバム買ってあげたら、ずっと聴いてる。私も一緒に聴きすぎて、めっちゃ歌えるようになりましたよ。なにわ男子。
「△△(息子)は~?」
姉に尋ねられて、5歳息子が考えている。
「え~っと、△△(息子)は~1位はお母さんで~2位はお父さん!」
お母さん1位独占、ありがとうございます。いや、2人ともお父さんも大好きなんですよ。決して圧はかけてませんよ。ほんとですよ。
「3位が○○○(娘)で~……
4位……4位は~自分!」
思わず娘と顔を見合わせる。
「……自分か、それ良いな!」
娘が同意する。
「めっちゃ良いやん。それやったら自分は1位で良いんちゃう?」
私もそう続く。
「ほんまやな~!自分が1位!そうしよう!」
その後もランキング発表は続いていたが、私はその答えを聞いて嬉しい気持ちになっていた。2人とも自分のことをちゃんと好きでいてくれているんだな。
自分を大切にできない人が、他者を大切にすることは難しいのではないだろうか。できる人ももちろんいると思うのだが、いつか無理が生じるような気がしてしまう。
我が子の“誰が好きなランキング”の話から、思わずハッとさせられて、たどり着いた『1位は自分』。
まず自分を満たすこと。自分のことをきちんと認めてあげて、好きでいてあげること。自分の気持ちを大切にすること。
簡単なようで難しい。けど実は1番大切なことだと思うのだ。
ふとした瞬間に子どもに教えられること、気づかされることがたくさんある。自分は今、本当に貴重な日々の真っただ中にいるんだろうな。
できるだけ色んな瞬間を逃さないようにしたい限りである。