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母の嫉妬②息子に向き合う中で見えた、自分の嫉妬心
今日は、私が子どもに対して抱いてしまった無意識の嫉妬のお話。
気づいた瞬間、自分の考えが大きく変わりました。
確か、息子が3歳くらいの頃だったかな?
こんなに一生懸命子どもに向き合ってるのに。
仕事も子育ても全力でやってるのに。
わたしのときなんて、母はこんな風に向き合ってくれなかったのに。
激しく泣きわめく息子をなだめるのに疲れて
ぼんやりと考えていた。
嫉妬は自覚できないものだった
昨日の続き。
わたしは、母を反面教師にする。
自分の子どもには、そんな想いはさせない。
そう、強く強く心に誓った。
ところが。
母のようにはなりたくない。そう強く誓った私だったけど、ある本を読んで、自分も子どもに嫉妬していることに気づいてしまった。
子どもへの嫉妬と向き合う
なんとなく手に取った信田さよ子さんの本『後悔しない子育て』を読んで、自分が嫉妬していたことを自覚した。
私が小さいころは、泣いてもわめいても母親から無視され続けたものです。
わたしの場合、無視され続けたわけでもなかったような気がするが、
関心が薄かったのは事実。
超、ほったらかし育児という感じでしたかね。
ケンタは私からていねいに理由も説明してもらえます。
〜中略〜
それなのに大声で泣くなんて、おかしいでしょう。
ママなんて泣くこともできなかったのに、泣けるなんて贅沢じゃないの。
自分が寂しかったから、子どもには丁寧に説明してきた。
わたしは幼少期に、欲しいものを買ってもらう・体験させてもらうという経験が少なかったので、仕事を継続してなるべく金銭的余裕がある環境を作ってきた。
息子は、割とおとなしい子だったけれど、
時々手に負えないぐらい泣きわめいた。頻度は少なかったけど。
「子どもだから、当たり前」
と、頭で理解しつつも、
「わたしが子どもの頃にはなかった環境を整えているのに、不満だなんて。」と、自分の幼少期と比べてしまう気持ちは少なからず抱いていた。
「私は親からそんなことしてもらったこともないのに、あんたは私という親からいい思いをさせてもらってるじゃないか。」という告白
これは、親が子どもに嫉妬している、言い換えてもいいでしょう。
わたしは、あの感情を嫉妬だと思っていなくて、
正当な自分の感情としか考えてなかったから、
本を読みながら、
嫉妬ってこういう形で現れるの〜〜!!??
警戒してた嫉妬と違うんですけど??
と、腰を抜かした。
無意識の嫉妬に驚いた
さすがに息子を叩いたり、息子に向かって大声で叫んだりというのはなかったけど、
泣きわめく子どもを見ながら
「こんなに向き合ってるのに、何がそんなに不満なんだろう?わたしのときなんて…」
と、思ったことは、1度や2度ではない。
やだ。
わたしは、嫉妬なんかしない!と、豪語したにも関わらず
めちゃくちゃ嫉妬してるやん。
恥ずかしい〜。
そして、こちらもグサリと刺さりました。
自分の母親から無造作に扱われ、ひどい言葉を投げかけられていた人は、母親からここまで注目されエネルギーを注がれているわが子がたとえようもなく妬ましくなるのです。
おおぉぉ、、耳が痛いぃぃぃ。
今まで自覚してなかったけど、
「絶対〇〇しないぞ!」という、ただの決意だけじゃ超えられない壁があるのだなぁと思わされる一文でした。
知識がある・ないの差は大きい
自分の幼少期とは違う子育てがしたい!
と思ったとき、
わたしは、感覚的に、見よう見まねでやってきた。
もちろん、間違ってたも思ってないけど、
感覚的にやってきた子育てでは、無意識の問題を見過ごしてしまうなと反省しました。
もっと根っこにある問題や、表面化してない問題に目を向けてくるべきだったなぁと感じました。
実際、わたしは子どもに嫉妬の感情が湧き上がっていたにも関わらず、自覚ゼロだった。
自分で試行錯誤するのは重要。
でも、問題に気づける勉強をおろそかにしていたのは、慢心だったなぁと反省しています。
継続的に知識のアップデートをしよう
なんとなく、もう「生きづらさ」は、改善してきていると思っていた。
絶縁もして、距離ができたことも大きいし、
時間が解決してくれることも大きい。
それでも、やっぱり知識をアップデートして
自分を客観視したり、新しい考えを取り入れたりという作業を、怠ってはいけないなぁと痛感しました。
別に、生きづらさに限らず、どんなことでも。
いつからか、あぐらをかいて怠けていた自分が恥ずかしい…!
みなさんは、知識のアップデートされてますか。
わたしは、ついつい、また怠けちゃいそうなので、
日常的にnoteでアウトプットしていきます!
継続する自信がないので、アップデート仲間を募集します。(切実)
共感したり、一緒に考えたりしてくれる仲間とつながれると嬉しいです。
今日もお読みいただきありがとうございました。
それでは、また。
▽今日の読書