農業プロデューサー「大原翔」の推し食材 船橋市漁港の新食材「ホンビノス貝」
普段は秘密にしておきたいお気に入り食材をこっそり教えてくれるプロジェクト『#わたしの推し食材』。
Vo.15は農業プロデューサーの大原さんです。
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フードセレクター紹介
こんにちは!本日のフードセレクターを任せられた大原です。私は株式会社MISO SOUPでマーケティングプロデューサーとして全国の生産者の事業のサポートをしています。東京出身で農業とはこの仕事に出会うまであまり関わりはなかったのですが、ブランディングやマーケティングのサポートを行う形で素敵な生産者を知ってもらえればと考えています。仕事柄全国の農家さんや美味しい産品に出会うことが多いため、様々な商品を紹介していければと思います。
私の推し食材
企業名:かねはち水産(千葉県)
商品名:ホンビノス貝
私が推したいのは、千葉県船橋漁港で漁獲されている「ホンビノス貝」です。
みなさま、ホンビノス貝ってご存知でしょうか?
私はかねはち水産さんと出会う前は知りませんでした。
ホンビノス貝は、2006年後半に船橋漁港から日本で初めて流通された新しい食材です。
元々、アメリカの東海岸で生息していた貝で、それが1990年後半頃から日本でも生息が確認された、いわゆる外来種というやつです。
外来種と言われると、味の方はどうなんだ?と思われる方もいるかもしれませんが、このホンビノス貝はアメリカではクラムチャウダーの材料として使われているような貝で、ちゃんと旨味もあり、歯応えがしっかりした美味しい貝です。出汁もしっかりと出るみたいで、千葉県周辺の飲食店で使われることも増えてきたみたいです。
(はまぐりと比較されることが多いみたいです)
しかも、砂抜きが必要なく※、日持ちする。通年で収穫がされ、手に入れやすい価格。など、味以外にも良い面も多い。
(※たまに入っている場合もあるみたいなので、時間がある場合は、ひと手間を掛けてした方が良いかも)
かねはち水産さんは、このホンビノス貝の認知拡大のために、クラムチャウダー選手権などを企画・運営されていたり、メディア取材などでの普及をされていたり、日本ホンビノス貝の仕掛け人として活動されています。
余談ではありますが、このクラムチャウダー選手権の優勝者がアメリカの大会でも優勝したそうです。
オススメの食べ方
まずはなんと言っても、クラムチャウダー。
アメリカでもクラムチャウダーの素材として使われているこのホンビノス貝を使って作れば、本場のクラムチャウダーを味わうことができます。
それと、私のおすすめはさっと簡単に酒蒸し。そこまで手間を掛けたくない、お酒好きでさっと簡単におつまみを作りたいという人にはおすすめ。バターやごま油でひと工夫なんかもおすすめとのことなので、今度試してみます。
パスタやフライなんかもいけるみたいなので、色々なアレンジが楽しめそう。かねはち水産さんのサイトにもレシピは載っているので、ここから試してみても良いかも。
購入はこちら!
スーパーなどでもあるかもしれませんが、千葉県周辺以外だとないところも多いので、そんな方は、かねはち水産様のネット販売でご購入できます。
サイズも選べますし、ボイルされた身だけも売っているので、便利ですよ。
かねはち水産
千葉県船橋市漁港でホンビノス貝やアサリなど貝類の仲買・卸売をされている浜問屋。代表の内海様は、船橋市漁港発のホンビノス貝の認知拡大・流通量拡大のため、クラムチャウダー選手権等のイベントの企画・運営なども行う日本ホンビノス貝の仕掛け人。
フードセレクターについて
株式会社MISO SOUP
東京都豊島区の一次産業・地域プロデュース会社。全国の生産者のブランディング・商品開発・事業立ち上げなどを行なっている。
「わたしの推し食材」プロジェクト事務局:
株式会社MISO SOUP
https://www.misosoup.co.jp/