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Learning for Company Analysis

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米国MBAホルダーと学ぶ、企業分析のイロハ。なんとなくの投資から一歩レベルアップを目指して簡単にできる企業分析を学びましょう。
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記事一覧

堅実で確かな投資、何が必要?

実質賃金も上がらない、年金も期待できない、でも老後に必要な資金は増える一方。そんな中投資…

Tak Aoyama
7か月前
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財務諸表の読み方 Part1: バランスシート

バランスシートは、企業の「健康診断書」のようなものです。この一枚の書類から、企業がどれだ…

Tak Aoyama
6か月前

財務諸表の読み方 Part 2: P&L

プロフィット・アンド・ロス・ステートメント(P&L)は、利益と損失計算書とも呼ばれ、企業の…

Tak Aoyama
6か月前

財務諸表の読み方 Part 3: Cash Flow

キャッシュフロー計算書は企業の現金の流れを示す財務諸表で、どれだけの現金が期間中に入って…

Tak Aoyama
6か月前

財務諸表の読み方 練習 1

架空の企業「テックイノベーションズ株式会社」を例にして、バランスシート、利益と損失計算書…

Tak Aoyama
6か月前

財務諸表の読み方 練習 2

架空の企業「ガジェットマート株式会社」の財務諸表を分析します。この分析を通じて、財務的な…

Tak Aoyama
6か月前

Liquidity and Solvency 1: Liquidityについて

企業の流動性を測定する重要な指標として「流動比率(Current Ratio)」と「当座比率(Quick Ratio)」があります。これらの比率は、企業が短期的な負債をどの程度迅速に支払うことができるかを示すもので、特に資金繰りが厳しい状況にある企業や、投資の検討をする際に重要な情報を提供します。今回の投稿では、これら二つの比率について、具体的な例を挙げながらわかりやすく説明します。 流動比率(Current Ratio) 流動比率は、企業が所有する流動資産が流動負債に対

Liquidity and Solvency 1: Liquidityについて Part2

流動比率(Current Ratio)と当座比率(Quick Ratio)は、企業の短期的な財務安定性を評価する…

Tak Aoyama
6か月前
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Liquidity and Solvency 1: Liquidityについて Part3

流動比率と当座比率は、企業の短期的な財務健全性を示す重要な指標です。これらの比率が低いと…

Tak Aoyama
6か月前

Liquidity and Solvency 2: Solvencyについて

企業の財務健全性を評価するうえで、債務関連の比率は非常に重要な指標です。特に、財務構造の…

Tak Aoyama
6か月前

企業のEfficiencyとは? 各種比率について

企業の効率性を評価する際、様々なターンオーバー比率とサイクル指標が使用されます。これらの…

Tak Aoyama
6か月前

企業のEfficiencyとは? 各種比率について Part 2

企業の運営効率を改善するためには、具体的なデータを基に戦略を立てることが重要です。本投稿…

Tak Aoyama
6か月前

企業の収益性について

収益性は企業の健全性を測る重要な指標であり、投資家が企業の価値を評価する際に重視します。…

Tak Aoyama
6か月前

CCC (Cash Conversion Cycle)の深い理解のために: Accounts Receivable Turnover Ratio & Days Sales Outstanding, Part 1

キャッシュフローの管理は企業の健全な財務運営に不可欠です。その中でも売掛金の管理、特に売掛金回転率(Accounts Receivable Turnover Ratio, ART)と売上債権回収日数(Days Sales Outstanding, DSO)は重要な指標です。この投稿では、これらの指標を用いて、異なる業界の企業の効率性を比較し、どのようにこれらの指標が現金サイクルに影響を与えるかを解説します。 売掛金回転率(ART) 売掛金回転率は、期間中に企業がどれだけ迅