2023年によく聴いたオリジナル曲10選!
澤野弘之[nZk]:ASKA「地球という名の都」
今年は、まだASKAさん作曲の新曲が発表されていないのですが、ASKAさんが詞とゲストボーカルで参加した「地球という名の都」は大きな話題となりました。
ASKAさんの詞は、地球規模の大きなテーマになっていて、未来へ伝えていきたい願いがこもっています。
MVの芸術性の高さにも注目です。
Chage「幸せな不条理」
2023/7/30配信の「幸せな不条理」は、Chageさんが培ってきたロックの魅力がすべて詰まっているような作品。
熱く不穏で艶のあるChageさんの美メロと歌声。そして、道ならぬ恋を連想させる詞。そして、まるで不条理を音にしたかのようなギターリフ。
Chageさんの代表曲になっていきそうな名曲です。
畑中摩美「呼応」
YouTube上で始まった『Sing&Win - 賞金歌手』カバーバトルは、課題曲のカバーで再生数を競う大会だ。主催者からの推薦で出場した畑中摩美さんはその第1回大会で課題曲「最後の雨」を披露し、準優勝。
優勝とは紙一重の接戦だった展開の中で、畑中摩美さんが応援してくれる人々と一緒に優勝したい、という気持ちが呼応したときの情景を描き上げています。
「必死な声」のメロディーと歌唱が当時を思い起こさせるほど真に迫っています。
はしもとねね「暮らし」
優里さんの『天歌一武道会』というオーディションで見つけた21歳の女子大生シンガーソングライター。
主に歌唱力を競う趣旨だったので、はしもとねねさんは、本選には進めなかったのですが、メロディーと声にダントツの才能を感じました。
フルバージョンの動画アップをご本人に依頼し、アップしてもらいましたので、差し替えました。(2023/12/30)
ゆづりぱ「透明切符」
『Sing&Win - 賞金歌手』の第3回大会に出場したシンガーソングライターゆづりぱさん。
彼女のYouTubeチャンネルで見つけたオリジナル曲「透明切符」があまりにも名曲だったので、はまってしまいました。
ゆづりぱさんが死にたいくらい悩み苦しんだ子ども時代へ向けたノンフィクションとも言える作品。
NHKの『みんなのうた』に使ってほしい名曲です。
絢生「ユビキリ」
『Sing&Win - 賞金歌手』第1回大会に出場したシンガーソングライター絢生さん。
元アイドルという容姿と、魅惑のハスキーボイスがまず目立ちますが、それとともにメロディーの良さにも魅かれます。
中でもこの曲は、壮大さと切なさを併せ持つサビのメロディーが特にいいですね。
KAN「よければ一緒に」
2010年に発表された楽曲ですが、やはり今年は、この曲をよく聴いてしまいました。
作家の三谷幸喜さんも、KANさんの楽曲の中で最もKANさんらしくて一番好きとおっしゃられてました。
私も同感で、この曲こそ、KANさんの最高傑作だと思ってます。
特にライブでは、全くこの曲を知らない観衆をラストでは大合唱させてしまう神曲です。
あいみょん「愛の花」
毎年、名曲を発表し続けるメロディーメーカーあいみょん。
今年は優しく温かい雰囲気を持つ至極のバラード「愛の花」でしょう。
雲が隔てるこの世とあの世の間で愛の交換をする2人の男女の熱い想いを描いているように感じられます。
ロクデナシ「ただ声一つ」
超ロングヒットを記録していると言っても過言ではないのがこの曲。
メロディーと詞と歌唱と演奏が巧みに融合して一体化しています。弱い人間の内面をひけらかしながら、明るく生きようとする主人公の孤独をにんじんさんの繊細な声が表現してくれています。
香港でも人気が高騰してるそうなので、これから世界的な評価を得るかもしれませんね。
Mrs.GREEN APPLE「ケセラセラ」
2023年のヒット曲の中で、最もメロディーが印象に残ったのがこの曲。
自分を強く持っていないと、世間の流れに翻弄されてしまいがちなSNS社会。
そんな中で、なんとかなるさ、という気軽さと前向きさを併せ持って、ポップに歌い上げる名曲です。