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広報・PR集中講座に込めた思いとは?

※この記事は、”犬飼流”広報・PR集中講座 事務局が作成したものです。

「ライフシフト」というコンセプトに共感して

ジェイアール東海髙島屋を退職する際、KADOKAWAさんの新規事業としてPR講座の提案をいただきました。実は最初は戸惑いもありました。というのも、それまでは企業の広報担当者向けの研修が中心で、一般の方向けの講座は想定していなかったんです。でも、KADOKAWAさんの掲げる「ライフシフト」というコンセプトに強く共感したんです。

私自身、43歳で会社を退職して起業するという大きな決断をしました。まさに私自身がライフシフターだったわけです。PRのスキルは在宅でもできますし、何より「手に職」として身につけられる。そんな経験を活かして、新しいキャリアにチャレンジする方々の背中を押せたら――そう考えて、この講座を引き受けることを決めました。

メディア露出だけが目的ではない、PRの本質を学ぶ

この講座で一番伝えたいのは、PRの本質です。多くの方がPR=メディア露出だと考えがちですが、それは違います。メディア露出は通過点であって、ゴールではないんです。

では、PRの本当のゴールは何か。それは、企業を取り巻くお客様、取引先、従業員など、様々なステークホルダーと良い関係を築き、それを長く、深く続けていくこと。そのためにメディアPRという手法を使うんです。

この考え方は講座の中で繰り返し伝えています。なぜなら、ゴールがメディア露出だけになってしまうと、「プレスリリースを出しても記事にならなかった」「テレビに出られなかった」と一喜一憂してしまい、心が折れてしまう方が多いんです。でも、そこがゴールじゃない。企業の魅力を見える化し続けることで、「この会社、頑張っているね」「応援したい」という関係性を築いていく。それこそがPRなんです。

15年のキャリアと1万件の取材実績から導き出された"継続の力"

私は15年間で約1万件の取材対応をしてきました。でも、これは私が特別に優秀だったわけでも、才能があったわけでもありません。ただ諦めずに、誰よりも数をこなし続けたんです。

不安になると、ついスキルや情報を溜め込もうとしがちです。私自身もそうでした。でも、それは程々でいい。大切なのは実際に動いてみること。記者さんからフィードバックをもらって、足りないところに気づいて、それを改善していく。そうやって行動し続けることが、何より成長に繋がります。

だから講座でも「まず行動してみましょう」と伝えています。プレスリリースは完璧でなくていい。まずは書いてみる。そして諦めずにやり続ける。取材が取れないのは、取材が取れるまでやっていないだけなんです。

広報担当者の"不安"に寄り添う実践的カリキュラム

特に企業の広報担当者の方は、人事異動で突然配属されるケースも多いんです。私自身もそうでした。「広報って具体的に何をすればいいの?」「自分の会社では何もやることがないんじゃ...」そんな不安を抱える方が本当に多いんです。

でも、実はそんなことはありません。プレスリリースの書き方やメディアアプローチの方法、取材対応の基本はもちろん、企画の立て方から、実際の露出にどうつなげていくのか。さらには、お客様からどんな反応があったのか、そこまでを具体的な事例を交えてお伝えしています。

多様な受講者層に向けた"プラスワン"のスキル

この講座は、様々な方に受講していただけます。企業の広報担当者はもちろん、フリーランスのPRパーソン、ライターの方、そして経営者の方にもおすすめです。

例えば、ライターの方がPRのスキルを身につけることで、クライアントへの提案の幅が広がります。マーケティングの知識を持つ方なら、PRのスキルを加えることで、より包括的なサービスを提供できるようになります。

実際、講座を受講された方の中には、すぐに実践して成果を出される方もいらっしゃいました。全く広報の経験がなくても、講座で学んだことを活かしてプレスリリースを作成し、大きく新聞に取り上げられという方は何名もいらっしゃいます。そんな受講生の方の成功を見られるのは、私にとって何より嬉しい瞬間です。

ライフシフト時代の新たなキャリアを支える

この講座の価格設定については、KADOKAWAさんと何度も話し合いました。一般的なPR代行は月額数十万円するのが相場です。でも、この講座は「ライフシフト」という大きなチャレンジを応援する場。だからこそ、より多くの方に受講していただけるよう、できるだけリーズナブルな価格に設定しています。

PRの仕事は、人を応援したい、という気持ちがある方に特に向いています。私自身、おせっかいなくらい人を応援するのが大好きなんです。新しいスキルを身につけて一歩を踏み出したい。そんな方々と一緒に、PRの可能性を広げていければと思っています。


”犬飼流”広報・PR集中講座の内容は、こちらの記事をご覧ください。

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