私が応援しているのは人間

好きなアイドルの話を友達とよくします。最近は、Twitterのスペース機能を利用して年齢・性別・職業もバラバラな人達と話す機会が増えました。

今回は「初心を忘れるな」という自分への警告のために描いたnoteです。

みなさんは4月になり、入学式やクラス替えが終わった後にすぐに友達を作れるタイプでしたか？
私は5月になると大小様々な仲良しグループがすでにできており、なんか後から入りづらい空気を感じてなかなか友達を作れないタイプでした。

このような空気感をアイドルグループのファンコミュニティに感じることがあります。古参(アイドルを結成当初から応援している人)の内輪ノリが酷過ぎて新規のファンが入ってこない現象です。

売れる、売れないは１つの物差しであり、人気がないからその人達が作る音楽やダンス、ライブが価値が無いものとは思っていません。我々が知らない物も含めて有名でなくとも素晴らしい楽曲やアイドルはたくさん存在します。

私は応援しているグループのメンバーにはできるだけ長く活動してもらいたいなと思ってます。そのためにはファンの数が増えることも必要です。

今までは同じファンの人としか交流する機会がなかったのですが、たまたま運営側・主催側の人から話を聞くことができました。聞いた話をまとめて箇条書きにします。
※これは全てのことに当てはまることではなく１つの意見ということで読んでもらえればありがたいです。

①勢いや人気があるアイドルをイベントに呼びたい(集客が見込める、楽しいイベントにしたい)

②厄介なファン・アンチがいるアイドルは呼びたくない(アイドルは星の数ほどいます。日々新しいアイドルも誕生しているのでわざわざ問題が起きそうな人を集めない)

③アイドルのSNSだけでなくファンのSNSも見ている。

④アイドルは過酷な職業。(長距離の車移動やレッスン、ライブや特典会をしながら日常生活を送るので体力的にも精神的にもしっかり休める環境が必要)

⑤ファンは推しが1番であると思いがち。
(思う分には全然問題ないです。推しと比較して他のアイドルや曲を悪く言うのは最悪。井の中の蛙にならないように他のアイドルを観たり、曲を聴くことも大事。)

⑥推しへの好意や賞賛もやり過ぎると相手へのプレッシャーになってしまうこともある。

⑦イベントに出るアイドルのギャラはとても安い。
(特典会のチェキやグッズが主な収入源)
※これは曲だけを聴く人やグッズを買わない人が悪いという話ではありません。ライブに行かずに在宅で応援する人も大切ですし、応援の仕方は様々です。)

⑧アイドルのプロモート期間は3年間
この期間は収益の前にまずは人気を獲得するために資金を投入してどんどん宣伝する。イベントに出る。3年以上赤字が続くと解散や活動休止。
(ここは一般企業とも似てますね)

1番重要だと思ったことはアイドルもファンも「SNSで荒ぶらない」ということです。

人気が出るとアンチや炎上目的の愉快犯も必ず出てきます。メンバーには煽り耐性が必要になり、とにかくそういうヤバイ人を相手にしない。無視することが大事です。
(個人的にはファンばかりの意見だと偏ってしまうのでアンチの存在も必要だと思っています。そのアイドルを知らない人や嫌いな人の話も聞いてみたいです。)

この部分はとくに運営側がしっかりしてるかが重要です。私はメンバーも好きですが安心できる運営さんも好きです。

アイドルは神でも超人でもなく、血の通った人間です。転べば怪我をするし、辛くて泣くこともあります。四六時中アイドルでいるのは不可能です。

私はこのアイドルの曲を聴きたい。新曲を聴いてみたい。彼等や彼女達が元気に楽しく活動できることを願いながら今日も応援していこうと思います。

今回の話は心の中に留めておくのはもったいないと思い、文章にしました。ここまで読んでくださりありがとうございます。

最後に最近の好きな曲を紹介します。
5月からは全国ツアーも始まるのでこの機会に地方の方も参加してもらえたら嬉しいです。