100冊の自己啓発本を読むよりも、スマホの時間を減らした方が、手っ取り早く人生は変わると思う
これは実際に体験して本当にそう思います。
本当にそう思いますというと、
誰か有名な人が言っていたみたいなかんじですが、
別に誰かが言っていたわけではなく、
私が勝手にほざいているだけです。
これまでに読んだ自己啓発書は、
100冊なんて朝飯前レベルで余裕で超えていますし、
スマホの時間を減らして実際に人生も変えています。
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何かを加えるのではなく、
何かを減らしてみる
人生がうまくいっていない時には、
どうしても何かにすがりたくなります。
仕事がうまくいかない
転職が決まらない
恋人ができない
婚活がうまくいかない
家族との関係がうまくいかない
自分ではそれなりに頑張っているつもりで。。。
でもそれなのに報われない。
そんなときに書店でたまたま取った本に光を見つける。
「あなたが悪いわけじゃない」
「潜在意識の力を使おう」
なんかものすごく救われる気がするんですよね。
「これか、自分の人生を変えてくれるものは!」
みたいなかんじで。
そこにはありがたい言葉たちがたくさん並んでいます。
習い事など何か新しいことを始めてみよう
お金持ちになりたいなら長財布を使おう
勉強して資格を取得しよう
私は何でもやってみるタイプなので、トイレはピカピカに掃除していますし、「ありがとう」だって何万回と唱えています。
長財布を使っているし、お札の向きはそろえているし、人の悪口は言わないし、仕事は熱心だし、私は歩く成功本です。いや、マジで。
で、「もっと良い本はないか」と、様々な本を読み漁り、気づいたら何千冊ですよ。。。
あなたも迷子になっていませんか?
自己啓発の迷子になっていませんか?
まぁそれ自体は良いとして、いろいろなことをプラスしていけばいくほど、時間もエネルギーもなくなっていくんですよね。
読めば読むほど、ネズミ算式で成長していけると思いきや、1,00冊読んだ後の自分と、読む前の自分って、状況的にはそれほど変わってないんですよね 笑
もはやホラーですね。
何かを加えたり、新しいことに挑戦したりすることはもちろん大事ですが、それ以上に、もしも今人生がうまくいっていないなら、今やっていることをやめてみることは、すごく大事なことだと思います。
今やっていること、
持っているものを捨ててみる
何をやめるか、
何を捨てるかは、
人によって異なると思います。
会社を辞めようと思う人もいるかもしれないし、惰性で付き合っている恋人との関係を終わらせようと思う人もいるかもしれません。
アルコールや、タバコの人たちもいるかもしれません。
私は、タバコはやめましたし、アルコールもほとんど飲みません。今はカフェインもやめていて、砂糖も必要最小限にとどめています。
お菓子は一切食べないし、夜更かしも0です。
そして今、スマホを手放しつつあります。
人間は何もしないということができない生き物なので、空いた隙間には何かが入ってきてしまうのですが、入ってきたものが人生にとって良いものならば、間違いなく人生は好転します。
なので、「休日は寝転がってスマホの動画を観ているだけの人」がスマホをやめたら、勝手に人生は変わります。
私の場合は、空いた時間に新しい仕事を入れたり、仕事のための勉強をしたりしています。なので必然的にお金が入ってきてしまうわけで、そのお金を使って楽しいことができてしまうわけで、ラッキーというわけです。
自己啓発書に意味がないとは思わないけれど、読んだだけでは意味がない
自己啓発書をたくさん読んできた人間として言わせてもらうと、私は自己啓発書自体は素晴らしいものだと思っています。
「言葉は人を殺す」と言われますが、逆も然りなわけで、自己啓発書はその逆の最たるものです。
アンソニー・ロビンズの動画を観てみれば、言葉には人を変えるパワーがあることがわかると思います。
人が行動するのは「できるかもしれない」と思うからであって、自己啓発書には、その「できるかも」と思わせてくれる何かがあります。
そんなわけで、
私は自己啓発書が好きです。
でも人生を変えたいからと、片っ端から自己啓発書を読んでも、人生は変わらないと思います。結局のところ、目の前の自分の人生を変えるためには、自分から外部に対して何か働きかけなくてはなりません。種をまかなければならないのです。
ちなみに、書店に行けば大量の自己啓発書がありますが、著者の実績や体験談が異なるだけで、言っていることはほぼ全て同じです。
元をたどれば、ナポレオンヒルや中村天風に行き着きます。とくにナポレオンヒルは世界中で読まれており、それを読んだ人たちが成功し、成功談を本にするみたいな流れがずっと続いているので、結果的に内容は同じになっています。
言い換えれば、成功法則は不変とも言えますし、であれば、最初の一冊だけで事足りるとも言えます。
音楽でいうと、すべてのロックバンドがビートルズにたどり着くのと同じです。
音楽の場合は、アレンジが効くので元ネタがわかりづらいこともありますが、自己啓発書はマジで同じです。
自己啓発の中でも、とくに成功本のエッセンスを抜き取りたいだけなら、ナポレオンヒルの『思考は現実化する』を一冊読めばOKです。
引き寄せについては、ジョセフ・マーフィーの本がお勧めです。
勇気を持って手放してみる
何かを始めるのは勇気のいることですが、やめるのはそれ以上に勇気のいることです。
捨ててしまったら、それまでの自分が壊れてしまうんじゃないかと思ってしまうからです。
禁煙だって、本来やめることは良いことのはずですが、やめるときには、自分の未来が奪われてしまうような何ともいえない感覚になります。
でももしも、今の人生に満足していないなら、今やっている何かをやめる必要があります。何かを加える前に、何かを減らすのです。
体に良いと思って食べていたものが、実はアレルギーで、自らを苦しめていたというケースもあり得ます。良いと思っていることが、必ずしも良いとは言えないのが、人生ゲームの難しい点です。
でも例えば、休日にだらだらとスマホをいじっている時間は、人生においては無駄だと言って問題ないはずです。
私は日々いろいろなものをやめたり、捨てたりしています。良くも悪くも過去には執着しないタイプです。
そして新しい挑戦をしています。今のところはそれで、けっこう楽しく生きています。