【ゲーム感想】「私と私の問題の境界線。」ー上に天井がある。
※この記事には「ホラー」「精神的恐怖」の要素が”少し”含まれています。
苦手な方はご注意ください。
はじめに
こんばんは。
かぐやです。
前回のゲーム記事投稿から1ヶ月が経ちました。
これからもゲーム関連の投稿は定期的に続けていく予定です。
よろしくお願いします。
今回は、『上に天井がある。』というゲームをやってみて、
どんなゲームなのか?
実際にプレイしてみてどう感じたのか?
を書いていこうと思います。
どんなゲーム?
『上に天井がある』は2023年3月9日にSteamでリリースされた、ポイントクリック型のアドベンチャーゲーム。
日本語対応もしています。
また、2024年2月29日にNintendo Switch版もリリースされました。
プレイしてみて
※以下、『上に天井がある。』のネタバレを含みます。
本編プレイ時間は1週20~30分程度。
全ての称号解放のためには本編3週(エンディング回収)+探索モード(後ほど説明)が必要なので、1時間弱あればクリア出来ます。
チェックポイントもあり、翻訳も丁寧なので、ゲームのシステム面でも文句なし。
今作はSteam上で「ホラー」「精神的恐怖」とカテゴライズされていますが、少し血液の表現が出てくるのみで、ビックリ要素等もないです。
ホラー系が苦手な方でも触れやすいゲームだと思います。
音楽・イラストは不気味な雰囲気で、プレイヤーの緊張感・不安感を煽る演出としては良かったですが、全体を通して単調に感じたので、もう少し場面ごとのメリハリが欲しいなと思いました。
イヤホンをすると、より世界感に浸ることができるので、おすすめです。
本編については、エンディングはGood End・Bad End・Sercret Endの3つ。
分岐点は分かりやすく、どのエンディングでも本編のシナリオが大きく変わることはないので、繰り返しプレイするよりも、最初の数回で楽しむゲームという感じ。
ストーリーもそこまで充実していませんが、200円弱とお手頃なのでボリュームは値段相応。
また、ゲーム本編を一通りプレイすると、『探索』というモードが解放され、主人公の背景ストーリーなど、本編では不明瞭な部分が明かされます。
つまり、このゲームの概要をある程度把握するには、探索モードをみるのがほぼ必須になります。
とはいえ「答え合わせ」まではいかないので、プレイヤーが解釈して、内容を把握する余地が残されている。
ここがプレイヤーによって賛否が分かれそうだなと思いました。
ゲームそのものを楽しみたい方には、『本編』だけでは満足感が足りない。
ですが、私はこの「2つの段階に分けられている」こともこのゲームの魅力だと思いますし、意図があると思います。(この話は次回の考察で)
なぜなら、
『本編』では、ゲームの世界感・雰囲気そのものを楽しむことができる。
『探索』では、得ることのできる情報を本編と照らし合わせることで、作品の内容を把握し、解釈することができる。
という「作品への没入」と「作品への解釈」を別々に楽しむことができるのは面白いなと感じました。
まとめ
私が、『上に天井がある。』をプレイして感じたことは、
少し物足りなさはありますが、お手軽な値段でサクッと楽しめるので、おすすめです。
おわりに
次回、この作品の情報のまとめ&作品を通しての私の解釈を【ゲーム考察】として書こうと思います。
最後まで記事を読んでくださった皆さん、ありがとうございます。
この記事が良かったら、スキやコメントなど 気軽にリアクションしていただけると嬉しいです。
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