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消えたい話|適応障害20代男
こんにちは、こんばんはヤマと申します。
僕のnoteを見ていただきありがとうございます。
暗い話ばかりでごめんなさい🙇♂️
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
消えたい話
小学校1年生の4月、クラスで自己紹介をする時人前で話すのが恥ずかしくて泣いた。
緊張と不安が溢れ、授業で発表がある日の朝は最悪の気分で常に胃を拳で殴られている気分だった。
道端に生えている草を見ながら、ああ、今日だけあの草になりたい、そう思いながら通学路を歩き登校した。
結局、道端の草になんてなれるわけもなく当初の予定通りクラスのみんなの前で発表をし、ズタズタの心で家へ帰るのだ。
感情を表に出す性格でもないので、家族の前では何事もなかったように振る舞っていた。
時が経ち大人になり思考も悪い方へ変化していった。
草になりたいと懇願していた自分はいなくなり、代わりに死を望むようになっていった。はやくこの苦しみから抜け出したい、楽になりたいと考えるようになっていった。
なぜいま自分が苦しい思いをして生きているのかわからないでいた。
苦しいだけの人生に飽き飽きしていた。
ただこうして今も生きているのは、希死念慮があってもその行為には移していないおかげだ。それと、親より先に自分が死ぬことは、ただの親不孝でありここまで生かしてもらった両親の努力を踏み躙るものであるとも思った。
切羽詰まると、出口がないと感じる。
死なないために妥協というカードは常に手札に加えておかないといけない。
大好きなアーティストであり俳優でもあり文筆家でもある星野源さんの言葉だ。
読みながら涙が出た。
仕事でミスがあれば自分を責め続け、四六時中仕事のことが頭から離れなかった自分を救ってくれた言葉だ。
仕事で嫌なことがあって死にたいのであれば、仕事を辞める。
嫌いな人がいれば縁を切る。
そんなふうに生きていいのだと思った。
肩の荷が降りて心と体が軽くなった。
先日体重を測ったら4キロも軽くなっていた。
最後まで読んでいただきありがとうございました。